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サブ、モブ、裏方。負けるな、好きだ!

小説も映画もなぜかメインキャラに魅かれない。
サブキャラ、モブキャラ、その作品好きって人と話してて「えそんなキャラおった??」と言われるチョイ役すぎるキャラなどなど、“メインキャラ以外”に目がいってしまう。

母曰く「ほんとに小さいときから」らしい。
幼児期『きかんしゃトーマス』を見てみんなはトーマスとかパーシーに興味示す中、私は「ハロルド」しか目で追ってなかったらしい(「ハロルド出てないときはテレビすら見ちょらんかったよ」by母)。

『リトルマーメイド』でも好きなのはマックスだし、『くまのプーさん』に至ってはゴーファーがお気に入り。でも、誰も知らない…。「ディズニーめっっちゃ好きなんよ!!」と言う人とお気に入りキャラの話になっても「え?出てる?どれ?」と疑われること多々。グッズも少ない(もしくはない!!泣)。

ある程度の成長を遂げてからは、“周囲と共有する推しキャラ” と “秘めたる推しキャラ” とに分けて臨機応変に対応している。
例えば『ハリー・ポッター』なら“周囲と共有する推しキャラ”はスネイプとドラコ。“秘めたる推しキャラ”はバーティ·クラウチ·Jr.だ。メインどころか悪役を好きになりがち笑

「変わってるね」と言われる推しキャラ選眼だが、ドラマや映画のクレジット選眼も変わっているらしい。

メインキャストスルーなのは相変わらず。「あーあの役、この俳優さんなんやー」くらい。
では、何/誰が気になるでしょう?
答えは…

裏方さん!
脚本はもちろん、照明や衣装、音声、音楽、コーディネーターとかを見てる。「この人、前のあのドラマで名前見たな」とか「あーやっぱこの曲構成、この人か!!」とか。
だから、長いシリーズ物で途中から衣装さんの名前変わってたりするとなんか寂しい…。

古いドラマで“演出補”にあった名前が、20年くらい経って“監督”のところにあると「えー!マジで!!すごーっ」と叫んでしまう笑
全然知らん人なのに、流れた年月とその人の努力とその仕事にかけてきた情熱の凄さを考えて(感じて)しまう。「よぉ頑張ったんやねぇ…」と完全誰目線な感想でしみじみとする。

未だかつて誰にも共感されない我が推しキャラたち。
でも…  好きだ…!!
(推し裏方さんたち、いつもすてきな作品をありがとうございます!ずっと応援しています!)

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