【創作歌詞10】上空より愛を込めて

上空より愛を込めて

空の青さに手を伸ばす
その果てを求めたくて
その先の君に会いたくて

君の空も青く澄んでいるかい?
視界を遮る雲はすぐ逃げて行きそうかい?
目を凝らせば見える星を今日も探しているんだろう
その星はきっとずっと君を待ち続けているさ

空の青さに手を伸ばす
その果てを求めたくて
その先の君に会いたくて
でもこの手は空を掴むだけ

君の空には熱い炎があるかい?
光りを放たない虹はすぐ消えてしまうかい?
目を凝らせば見える星をいつか見つけるだろう
その星はきっとずっと君を待ち続けているさ

燃え尽き落ちるその瞬間まで

空の青さに手を伸ばす
その果てがあるのならば
その先に君がいるのならば
どうかこの手を掴んでほしい

空の青さに目を閉じる
その果てを信じたくて
その先の君を感じたくて
必ずこの手で君を受け止めるから

燃え尽き落ちるその瞬間まで
空の果てを見失う瞬間まで

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【歌詞エピソード】

いつも歌詞を書くときは、サビっぽいところから思い浮かんだり、鼻歌から始まったりする。でもこの歌詞はタイトルだけがふっと頭に出てきて、お題歌詞の要領で書き始めた。

初めはもっと違うテイストだった。短編でおなじみのチャラ天使が登場して”上空より愛を込めて”誰かの伝えられない気持ちを相手に伝える、みたいな。途中まで書いて「わーなんかありきたりやなーぜったいもうあるなー」となって書き直した。まぁ、結局、平均以下の平凡な歌詞に落ち着いたのだけど…。

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