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AIR RACE X!!!すごっ...!!【※結果バレ含みます】

今日、AIR RACE Xの渋谷最終戦が行われた。

…そう書いただけで「おぉっ!!」と思ってくださった方、ありがとうございます!!エアレースファン仲間ですね🙌
「なんそれ?」と思ってくださった方、ありがとうございます!!ただのイチファンですが説明させていただきます🙇

エアレースとは、曲芸飛行をする飛行機(旅客機や戦闘機じゃない小型飛行機)でタイムや技を競うレースのこと。有名なのが2003年〜2019年まで開催されていたレッドブル主催の世界大会。1年を通して世界各地(日本は千葉県)で開催され、タイムを競い年間チャンピオンを決めるというもの。2017年の年間チャンピオンは日本人エアレーサーの室屋義秀選手!!
室屋選手の活躍もあり、世界全体のエアレース熱が盛り上がっていたのも束の間、レッドブルエアレースが突然の終了(その年の試合まだ残ってたのに。お知らせ読んで呆然とした…)。大人の事情やら何やらあるんだろうけど、ファンの事情と何より選手とチームのことはどうなるん?!と憤慨したのは私だけじゃないはず。

それが今年、AIR RACE Xという形で帰ってきた!!!

これまでは試合会場に選手が揃い、1機ずつコースを飛んでタイムを競っていた。空の上ではライバル、ハンガー(飛行機と選手チームの待機所みたいなところ)では仲間、なシーンも胸熱な見所の1つ。タイムが発表されて仲間(ライバル)を祝福する姿、励ます姿。いやー書きながら思い出して泣ける!!(ヤバイ奴)

AIR RACE Xでは、選手各自がコースに合わせた飛行をし、それをデータ化。バーチャル映像にしてタイムを競う、らしい。詳しくはこちら→ https://www.airracex.com/JP/ 
初開催の舞台は日本、渋谷。渋谷の空をエアレーサーたちがコンマ数秒の戦いを繰り広げたのだ。

説明はざっくりこんな感じで伝わるでしょうか…。では最終戦をYoutubeで視聴した感想を…。

すごかった!!!

この一言に尽きると思う。特に3位決定戦。ホール選手とベラルデ選手の飛行データがコース上に表示されるのだけど、迫力!!!
今まででもゴーストとして、先攻選手の飛行ルートが薄っすら表示され各地点での差がわかるようになっていた。それとはまったく別次元!!
実況の人が「エアレースでテールツーノーズ(両機/両車が前後にぴったりくっついてる)は見たことない!」と言っていた。それはそう。実際にやってたら大事故になるし、後ろの機体は気流に影響される。バーチャルだからこその良さはこれか…!!となる迫力。
決勝は「室屋選手、速すぎやで…」と言いたくなった笑
バーチャル映像がついていってない笑

すごかった、のは本当。
でも正直なところは、なんか寂しい。
以前は、画面越しに煙とエンジンの匂いがしてきそうなものだった。“今”を生きている音と熱。それらがビンビンと伝わってくるものだった。
Xは、それがない。画面越しなのは変わらないのに感じない“今”の現実味。音も熱も遠く、過去のものに触れる感じ。1レース毎に「おおっ…!」となっても、すぐに冷めてしまう。余韻がない。ハンガーのあのぶり返す余熱もない。選手同士の“繋がり”もない。あっさりと「やることやるだけ」感。試合やレースというより、ゲームみたい。「冷めやらぬ興奮」がゼロに等しい。物足りない。
と、グダグダ書いたところでただの浅はかファンの独り言。
本当のところは選手たちにしかわからない…。

エアレースの復活、ありがとうございます。
室屋選手、おめでとうございます🎉
どんな形であれ、これからもエアレースが好きです✈️

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