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自分神話の世界観3・来世を認めない

・クリスマスにはクリスチャンになり、大みそかには除夜の鐘を聴きながら仏教徒になり、年明けには初詣に神社に向かう。それはわれわれ日本人の年中行事。私はそれを風物詩として認めます。

・でもご葬儀の時に個人は極楽浄土に・・・とか説法を受ける時、聞き流しています。来世など存在しないからです。

・自分神話の根本は、来世がない、ことから始まります。人間死んだら終わり、だからこそ、今、この瞬間を大切に生きるのです。

・なぜ?

・自分を自分で複製する物質が、この世に2種類あります。DNAとRNAです。リプリケーター(自己複製子)と呼ばれています。DNAとRNAは物資です。ですがセントラルドグマによって生命現象が行われ、立体的なタンパク質が合成されます。

・この核酸の配列は唯一無二の物であって、例え一卵性双生児でも同一にはなりません。

・つまり、人間が死んで以降、目に見えない物質を用いて来世に同一の存在を構成することなど物理的に不可能なのです。

・クローンであれ、前頭葉の判断の確率から同一存在にはなりません。

・今を生きる、あなたは唯一無二の存在であって、だからこそ、唯一無二のあなたの人生を記した「自分神話」は唯一無二の教典として尊ばれるのです。

・この世界観から「自分神話」はスタートされます。


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