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歯を食いしばらずに、気持ちを伝えること

家庭内のオーバーワークから抜け出すために、
一番効果があったやり方は、
オーソドックスだけど、
「人に自分の気持ちを伝えること」
だった。

好きなこと、好きじゃないこと
やりたいこと、やりたくないこと
しんどいこと、しんどくないこと
こうしていこうと思う方針

これをはっきり伝えたら、
周りの人が、すごく手伝ってくれるようになった。
頼まなくても、仕事をとってくれる。

そういえば、以前の私は、
歯を食いしばって、全部の要求に答えようとしていた。
文句も言わずに、
すべてを受け入れてしまっていた。

すると、周りの人は、
「できるんだな」と思う。
これくらい頼んでも大丈夫だな、と。
そりゃそうだ。
本音を言わないと、人に気持ちなんてわかるわけない。
なのに、わかってもらいたいなんて、おかしい。

きちんと気持ちを伝えることで、
初めてまわりの人も、
「あの人、あれは本当はやりたくないんじゃない?」
「さすがにこれ以上は、しんどいんじゃない?」
とか、考えてくれるようになった気がする。

私にとっての、ラスボスは、介護をしている父だ。
父は被害者意識が強いので、
この方法も歪曲して受け止められてしまう。
怒っているわけじゃないのに、怒っていると思われる。
それでも、伝えることをやめてはいけないと思う。
父は自己中心的で、歪んでいる。
本当は、身内でなければ、距離を取りたい人だ。
しかし、私にとっては、父。
これもまた、私の修行に違いない。
私は、愛のある言葉で、
自分の気持ちを伝えていくしかない。
変な受け取り方をされたら、
また伝えればいい。
伝わらなくても、それはそれで仕方がない。
それでも、私は愛のある言葉を探して、自分の気持ちを伝えていく。




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