![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85708575/rectangle_large_type_2_c4eb2c0b9267be100d2f03ad0668b27e.png?width=1200)
Photo by
pono0111
委ねるということ。
自分でやった方が早いと思って、
何もかも自分一人の力でこなしてしまうことがある。
人を信頼していないから、委ねることができない。
今、父が入院している。
コロナで面会もできず、
孤独の中でがんばっている。
私にメールをよく送ってくるが、
心配事ばかり。
若い時は、自分の力でこなすこともできただろう。
でも、今は自分の体も、思うように操れず、
ましてや自宅にいることもできない。
そんな状態で、心配事が多いと、
さぞかし、ままならない自分がもどかしいだろうと思う。
私は、
「大丈夫だよ」
「安心して」
「私を信頼して」
という言葉を何回もかける。
歳がいくと、多かれ少なかれ、
こんな状況になるのかもしれない。
そんな状況に追い込まれてこそ、
手放せる執着があるんだろう。
私はそんな父を見守っている。
でも、私自身は、今のうちに不要な執着を手放し、
そんな自分を信頼することで、
人のことも信頼し、委ねることができる人になっていこうと思う。
お父さん、今日も私に新たな気づきを与えてくれてありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?