eiko ogasawara

小笠原映子(おがさわら えいこ) 看護師、保健師、産業カウンセラー、元大学教員|ライフ…

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小笠原映子(おがさわら えいこ) 看護師、保健師、産業カウンセラー、元大学教員|ライフワーク:カウンセリング×絵本づくり【ナラティブ絵本】、訪問看護におけるケア情報の共有、セルフケア、アディクション|両親の遠距離介護|趣味:格闘技系エクササイズ

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ナラティブ絵本をはじめた理由と自己紹介

「その人らしい生活」「強みを引き出す」 訪問看護師として、在宅で療養される方とそのご家族様が「その人らしく生活すること」を目標に、日常生活の援助やカウンセリングなどの心理的支援を行っておりました。 在宅医療の現場で、病気と向き合い、困難を乗り越えるプロセスをサポートした経験から、その方の「強み」を引き出すこと、その「強み」を最大限活かすことが大事だなと感じておりました。 「セルフケア」の向上 産業保健師としては、働く人のメンタルヘルス、生活習慣病予防に関する「セルフケ

    • 「ナラティブ絵本」はじめました!

      はじめは、カウンセリングのサービスを提供していました。 カウンセリングでは、クライアントさんに過去を振り返っていただきながら、認知行動療法という手法を用いて「偏った考え方の癖」の修正をサポートしています。 カンセリング後しばらくの間、クライアントさんは気分よく過ごすことができます。 しかし、長年の生活環境で形成された「考え方の癖」は簡単に変えられません。 「考え方の癖」 は誰もが持っていますが、「偏った考え方の癖」は否定的感情につながり、こころのエネルギーを消耗してし

      • 【訪問看護】利用者さんのケア手順書を作ってみるNo.2

        No.1で、訪問看護におけるケア情報共有の課題をお伝えしました。 その後、おもてなし工学研究所、工学部の先生方との共同研究にて、e-ケアメモ(ケア情報共有ツール)を開発しましたので、ご紹介します(過去の話ですが…)。 1.開発初期のツール 初期のツールは、 ①モバイル端末でケア場面を撮影 ②お絵描きアプリを使って、画像に説明文を書き込む ③②の画像をブログツールを使用して、訪問看護ステーションの専用サイトを通じ、クラウドに保管 というシステムを構築しました。 今は、モバイ

        • 【訪問看護】利用者さんのケア手順書を作ってみるNo.1

           過去に取り組んでおりました、研究内容をご紹介したいと思います。 現在、臨床、研究の現場を離れておりますが、訪問看護ステーションや退院支援・退院調整部門等でお手伝いできることがありましたら、喜んでお邪魔させていただきます。お気軽にお声掛けください! ケア情報に関する研究を始めたきっかけある訪問看護ステーションの管理者さんの一言がきっかけでした。 急にスタッフが休んだ時にかわりに訪問することがある。 ケアが複雑なケースでは対応が大変・・・ 何かよい方法はないかしら? 学生

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