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Fogo Island Inn, New Foundland Part 1
Fogo Island に来ています。カナダの東端、ニューファンドランド島のさらに東の端、Fogo Island、日本語ではフォーゴ島。ここにあるFogo Island Innで2022年5月、次男が仕事をはじめました。大学生の彼にとって、夏休みを利用したアルバイトだけれど、世界的に有名なこのホテルで夏中仕事ができるのは素晴らしい体験です。
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カナダの北東の端っこに位置するニューファンドランド・ラブラドール州は、カナダ人でもちょっとな〜と訪れることは少ない地域です。もとは先住民の土地であったこの地域に、10世紀末にヴァイキングが入植し、いまでもその地区は世界遺産に登録されています。L’Anse aux Meadowsはニューファンド島の北の端に位置するので、今回は行けませんでしたが、Netflix のVikingシリーズファンの人はご存知かもしれません。もちろんViking シリーズはフィクションですが、実在のニューファンドランドにたどり着いた(かも?)人物もキャラクターとして登場しています。
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トロントから飛行機で3時間、ニューファンドランド島のセントジョンズに到着すると、そこからさらに車で5時間、フォーゴ島行きのフェリー乗り場に着きます。約45分のアーキペラゴの海を眺めながらのフェリー旅をおえると、人口2200人ほどのフォーゴ島に到着します。数年間、私の「いつかは行ってみたいスポット」リストに入っていたFogo Island Inn。やっと来れたのは、次男のおかげかもしれません。
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2013年、フォーゴ島出身の社会起業家、ジータ・コブ氏の非営利財団ショアファストによって建設されたFogo Island Innは、タラ漁衰退後のフォーゴ島経済活性化を目指すショアファスト事業のひとつ。その扉を開いて以来、手のつけられていない大自然の中に、宇宙船のようにそびえ立つモダンなホテルは、世界各国から多くのゲストを魅了し続けています。
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忙しい日常から開放されて、ただただ海をながめ、ハイキング三昧のホテルステイ。ホテルフタッフと一緒に暮らすニューファンドランド犬、ブレイクの訪問やアーティストスタジオ巡り、ニューファンドランド島の慣習「シェッド(小屋)」料理と、ハイキング以外のアトラクションも様々あります。
高級ホテルなのに、敷居の高さをいっさい感じさせない雰囲気は、ニューファンドランドに強く根付くおもてなし、ホスピタリティ文化でしょう。スタッフは限りなくフレンドリーで、誰も皆フォーゴ島を心から愛する住民たちです。
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フォーゴ島のあちこちに点在する素晴らしいハイキングコースと、フォーレジングとよばれる採食ダイエットを基盤にする、ミシュランレベルのホテルフードは、また次回。
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