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宇宙元旦に思う

2024年、春。
何か新しいことを始めたいなと思い立ち、何ができるだろうか考えた時、今年は文章を書くこと、と言われたのを思い出した。
私が日々の出来事を通じて感じたこと、考えたこと、行動したことを中心に、子育て、仕事、スピリチュアル、などなど、書きながらジャンルを整理していこうと思う。

最近、ふと、娘が推している2.5次元アイドルのyoutubeを見てみようと思った。娘に「ライブに行きたい」と言われて、付き添いでついて行ってみたら、想像以上に楽しくて、彼らの活動に興味を持ったからでもある。

見てみて驚いた。

アイドルだから、華やかさも確かにある。だがそれだけじゃない。悩みも苦労も努力も沢山してきたことを、隠さずに自分の言葉で語っている。
好きなことをやりたいという気持ち、そのために自分の知識や経験を総動員し、思いを熱く語り、志が同じ仲間を集め、緻密な戦略を練り、実行し、失敗もして、前に進む。それを、表舞台に立つ人たちが自分たちでやっている。やるんだ、という覚悟が感じられた。

もともと、芸能情報に疎い私は、失礼ながら、そういう人たちの表に見える姿だけを見て、気楽そうな仕事だなとか、彼らが輝くのは彼ら自身の力というよりも、裏で支える人たちの力だと考えていた。ただおしゃべりしているだけに見える番組を楽しんでいる人に対しても、無駄な時間を使って勿体無いな、とも思っていた。

けれど一年前に、ミセスコンテストに挑戦して、表舞台に立つ一見華やかな人たちが、自分自身と向き合い「個」を際立たせるための努力をしていると知って、見方が変わった。そうでなかったら、娘の「推し活」を、冷ややかな目で見ていたと思う。

振り返れば、誰かを応援することで、自分も元気になること。昔の私にもそんな時があった。私の場合はそれが芸能界ではなく、高校野球の球児たちだったが、目標に向かってがむしゃらに努力する姿には感動する。それは今も変わらない。

目標にむかってがむしゃらに、なんて、昭和の話で古いのかもしれないが、私はやっぱり、そういう人を見ると応援したいし、自分自身の人生を振り返っても、そうしていた自分は誇らしく、好きだったりもする。

今の自分はどうなんだろう。

毎日、精一杯「生活」してはいる。何が目指すものがあるかと問われたら、答えに窮する。覚悟や決意を持って取り組んでいることが、ない。自分や家族が快適に、健康に過ごすためにやるべきことをやり、ミッションに共感している企業の仕事をしているが、それだけだ。

私の魂は何を経験し、学びたくて、この世に生を受けたのか。

もう一度、夢中になれること、夢中になる自分自身に出会うために、この時間を使いたい。


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