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一度は行きたい!真冬のカナダでの冬キャンプ①

カナダの首都オタワ在住のEikoです。

カナダでは自然豊かな環境のなかでキャンプを楽しむ人が多く、私たち家族も1泊2日で冬キャンプに行ってきました。

私はキャンプ未経験者ですが、夫の「カナダで冬キャンプをしたい!」という希望に応えて行くことにしたのですが、後で聞いたところ、現地のキャンプ愛好家でも冬の雪の中でのキャンプにはあまり行かないそうです。


ガティノーパークキャンプ場

今回私たちが行ったのは、先日クロスカントリースキーにも行ったガティノーパーク(Gatineau Park)のキャンプ場です。

ガティノーパークには何度も行ったことがあったので、詳細を確認せず夫に予約を任せたのですが……、予約後に詳細を知り不安が募ってしまいました。

なぜなら、私たちが行くキャンプ場のキャビンには電気や水道がなく、トイレも少し離れた場所にしかないのです。夜中子供がトイレに行きたいと言ったら、たとえ吹雪いていても雪の中トイレに行くしかないのです……。

さらに、駐車場からキャンプ場までの数キロの雪道を、スキーかスノーシューで歩いていかなければなりません。大人だけなら良いですが、5歳の子連れには結構厳しそうなキャンプです……。

「スノーシューはきらい!」と倒れこむ息子。この子を連れて数キロの道を歩いていけるのか……。

キャンプ場からの注意事項

キャンプ予約後に送られてきた注意事項を読むと「ソロキャンプ禁止、24時間対応の緊急連絡先登録が必要」などと書かれていて、一人で行くのを禁止されるほど危ないキャンプ場なのか……と、私の不安は増長されてしまいました。

【キャンプ場からの注意事項】
・ソロキャンプ禁止
・24時間対応の緊急連絡先登録
・冬キャンプの危険性を知っておくこと
・携帯電話必携
・一人1日4リットルの水を目安に用意
・トイレは納屋にある
・キャビン内でのガス調理禁止

ネット上でキャンプ場の情報を調べると「吹雪いてキャビンが見つからなくて怖かった」とか、「薪ストーブで一酸化炭素中毒」というような記事ばかりが目に入ってきます(こういう時、心配性な性格は困ります)

薪割りも自分たちでします

冬キャンプの服装

「不安もあるけれど、せっかくの機会なので楽しもう!」と思いながら、冬キャンプの準備を整えました。

冬キャンプに必要なものをご紹介しますね。

キャンプに行くときの服装は、スキーやスノーシューに行くときの服装と考えればOKです。

□ 防寒具(コート、スノーパンツ、スノーブーツ、帽子、手袋)
□ スノーシューor クロスカントリースキー
□ ゴーグル(晴れていればサングラスでも可)

スノーシューがあると雪道もサクサク歩けます

冬キャンプの持ち物

荷物は自分たちのリュックサック&そりで運ばなくてはいけないので、必要最低限にしました。

□ 寝袋
□ ランタン
□ 食料
□ 水
□ 使い捨ての食器(皿、フォーク、コップ)
□ フライパン、鍋
□ ウェットティッシュ、ティッシュ
□ ゴミ袋
□ 歯ブラシセット
□ 充電器

最低限の荷物にしたつもりでしたが、詰めてみると結構な量になってしまいました。 

リュックに入らない荷物は子供のそりに乗せて運びます

ドキドキしながらもキャンプの朝を迎えると、2日間の天気予報は晴れ!幸先は良さそうです。

②に続く


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