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日本とは違う海外の誕生日パーティ事情:カナダで体験した自宅パーティからプリンセス登場パーティまで

カナダの子供たちは、誕生日に友達を招待して盛大に誕生日パーティをすることが多いです。

誕生日パーティ当日の様子をご紹介します!



1)パーティの会場

誕生日パーティーの開催場所は
・自宅
・公園
・屋内有料遊び場
・公共施設のレンタルルームなど様々です。

屋内有料遊び場には誕生日プランがあることが多く、ピザやケーキなどの食事が含まれるプラン、スタッフが一緒に遊んでくれるプランなどがあります。お金はかかりますが親の負担が減るため、こういうプランを選ぶ人も多いです。

どこで開催されても、基本的に子供達は自由に遊び、親たちもカジュアルに話をしたり、食事を楽しんだりとリラックスしたスタイルです。

Kindergarten(幼稚園)の子供のパーティだと親同伴のことが多いですが、お父さん一人でのつきそい比率が高いです!(日本では稀ですよね)

大半のパーティは週末に開催されますが、平日17時からパーティがあった時にも多くのお父さんが参加していて驚きました。

2)パーティではどんなことをするの?

①自宅パーティでトランポリンなどで遊ぶ!

カナダで初めて参加したのは、大きな庭のある家でのパーティでした。招待状に「裏庭から入ってね」と書かれていたので、裏庭に行くとバルーンで飾り付けがされていました。

家の中をのぞく息子

中に入ると、公園のような大きな庭が広がっています。ブランコや滑り台、トランポリンなどの遊具があり、大人と子供合わせて40人くらいがゆったり過ごせるスペースでした。初めてのパーティがこの会場だったので、カナダでは皆自宅でこんなパーティをするのかと驚きました。


②プリンセスやスーパーヒーローが登場

会場に子供の好きなプリンセスやスーパーヒーローが登場することもあります。

裏口から普通に登場したエルサ

エルサが登場したパーティでは、エルサが子供たちと一緒にゲームをしたり絵本を読んでくれたりしました。1時間で200ドル位が相場のようなので、それなりのお値段ですが、子供達は大喜びです。(冷めているわが子は、あとで「本物じゃない……」と言っていましたが)

③ピニャータ

パーティでは、ピニャータというメキシコ発祥のくす玉を割るイベントをすることもあります。ピニャータは中南米発祥で、最近はカナダやアメリカの子供の誕生日によく使われるそうです。

ピニャータが割れると中からお菓子が出てきて、子供たちが奪い合います(笑)


3)パーティメニュー

パーティのメニューは
・ピザ
・野菜スティック
・カットフルーツ
・スナック、カップケーキ
・ジュース(大人はお酒も)
・バースデーケーキ
というのが定番です。

何回かパーティに参加しましたが、ピザ以外の食事が出たことは今のところありません。

手作り品はほとんどなく、たまに手作りのカップケーキやカットフルーツがあるくらいです。この頑張りすぎない感じ、カナダっぽいです。そして私はこの頑張らない感じが大好きです(笑)

子供達お待ちかねのケーキは、ものすごくカラフルな四角いケーキが出ることが多いです!

味に関する言及はやめておきますが、とにかく甘いです……。甘いもの好きな息子ですが、いつも「ママ、いらない」と私のところに持ってきます。

初めて参加したときは、勧められて私もケーキを食べたのですが、どんなに頑張っても完食できませんでした。それ以降はケーキは勧められても遠慮することにしています。皆さんも参加することがあったら、注意してくださいね。

4)トラブルも

楽しい誕生日パーティですが、子供参加のイベントとなると、いつも何らかのトラブルが発生します。

ある時は、息子が木登りをしていた木から落ち、骨折したかと思うほど大泣きして途中で帰ってきました。また、主役の子と息子が喧嘩をし、主役の男の子が怒られて泣き出してしまったことも……。申し訳なくてヒヤヒヤでした。


パーティは、最後に招待者からお土産をもらって終了です。お土産はDollarama(1ドルショップ)で売っている文房具やお菓子などのシンプルなものが多いです。


カナダの誕生日パーティは子供にとって本当に楽しいイベントのようで、息子も「友達をよんで誕生日パーティをしたい(する)!」と切望しています。準備が大変そうですが、今年は息子の誕生日パーティを頑張って開催しようかなと思っています。親にとっても、子供がいつも友達とどのように遊んでいるかがわかり、また友達の親と交流する良い機会になります。

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