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3つだけ話して3つとも理解してもらう

今日は年に一度の職場の成果報告会で発表してきました。

他人事だと決め込んでいたのに、発表しなさいという指令が降ってきたのです。なぜだ。

職場といっても狭い部署での報告会ならある程度の共通認識があるのですが、今日の報告会はグループ全体(ちなみにオンライン会議)。異業種の方々もたくさんいるのに持ち時間が限られているのでどう作りこむか迷いました。

時間は伸ばせないので、取るべき作戦はおおよそ2パターンに大別できます。

  1. 成果をアピールすべく内容を盛り込み早口でしゃべる。

  2. 分野外の人にわかってもらえるように基礎から説明して紹介する成果も絞る。

基本的に私は「説明するからにはわかってもらいたい」と思うたちなので(自分が聴衆側でもそう思うので)、10の話をして1とか2しか理解されないよりは、3説明して3わかってくれる方がいいと思っています。なので、今回も後者のパターンを選択し、「ゆっくり・はっきり」と「ごく初歩から」話しました。その分、紹介できる成果もかなり絞り込んだのです。

ですが、今日一日の報告会を終えてみると、この作戦はもしかしたら失敗だったかもしれない、という気がします。なんつーか、「オレこんなに頑張ったんだぜ!!」というプレゼンが怒涛の如く繰り出されて、中身はよくわかんないけどなんかすげー、という感じだったのです。

そんな中で私の発表は妙にシンプルなので、「しょぼっ」と思われたのではないかと・・・(オンラインなのにそんな空気感だけは感じる)。

しかし理解できる人が少ないプレゼンが次々繰り出される今日の報告会にどれくらいの意義があったんですかねー。