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試験を採点しながら思うこと

前期の試験は今日が最終日。私は金曜日に2コマ持っているので、試験も2つ。採点に6時間くらいかかりました。ふぅ。

2つの科目の試験の難易度はどうやらほぼ同じだったようで、平均点ははかったかのように同じの71点。まあまあ、例年通りではないでしょうか。

59点以下が屈辱の「再試」となるわけですが、こちらも例年通り(苦笑)。2割くらいが再試ですねえ。

全15回、授業をしながらこちらも学生を観察しているわけですから、何となく学生の雰囲気はつかめてきます。そのイメージをもとに、試験前にある程度予想をするのですよ。毎回後ろの方でスマホをいじっているあの学生はそんなに出来ないだろうなとか。

で、試験結果を見て、これまた毎年のことなんですが、思っていたのと違う結果を見て自分でびっくりする、と。

この場合の「思ってたんと違う~」は、両方の意味があります。いつも遅刻してきては突っ伏して寝ているような学生が意外と出来たり、逆に前の方に座って熱心に聞いていた学生が全然点を取れなかったり。

別に誰かと共有するわけではないのですが、そういう「学生の底知れなさ」を自分の中でシミジミと反芻するのも採点の楽しみではありますね。