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069_坂本商店の鯨ようかん【宮崎】
宮崎市佐土原町の名物、鯨ようかん。
うるち米の粉を練ったものをあんこで挟んで蒸したもの。
巻くタイプが多いかな、挟む、しかも餅で餡でなく、餡で餅を挟む。
江戸時代、薩摩藩支藩の佐土原藩の藩主・島津忠孝が若くして亡くなる。その子、惟久は2歳。母は、息子が鯨のように強くたくましく育って欲しいと願い、鯨に似せた菓子を作らせたのが始まりという。惟久は後にりっぱな藩主になった。
これも出来たてが柔らかく美味しい。
餅と餡の柔らかさ具合が絶品。
坂本商店
宮崎県宮崎市佐土原町上田島38-1
鯨ようかんの店は3店あり、これらは佐土原城のお膝元に集中している。
佐土原城は、田島氏、伊東氏ときて、江戸時代には島津氏が入る。
1870年引越のため取り壊される。
建物の資料が残っていないため、発掘された土台と同じ時代に建てられた京都の二条城を参考に復元。
そこが宮崎市佐土原歴史資料館となっている。
日本100名城に続く、続日本100名城に選定されている。
裏山をのぼると天守跡や本丸跡がある。
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