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031_千鳥屋の千鳥饅頭【福岡】

ゆるい。
このゆるさがかわいい、千鳥饅頭の刻印。

千鳥饅頭は1927年(昭和2年)誕生。
中に白餡が入ったカステラ饅頭。


かつて日本一の炭鉱地帯だった筑豊。
江戸時代、長崎街道を通じて筑豊にも南蛮菓子がもたらされる。
これが明治以降、炭鉱景気背景に数多く生まれた銘菓の誕生につながるってなんかもうこうロマンすら感じる。
重労働を担う炭鉱の人たちがエネルギー源に甘いお菓子を好んだのも、菓子作りが盛んになるのに拍車をかける。


千鳥屋本家、先祖がお菓子を作り始めたのは天正18年(1590年)。

千鳥屋本家 飯塚本店
福岡県飯塚市本町4-21


このお店を語るのに外せないお菓子がもう一つ、チロリアン。
これはまた後日。

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