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『一をもって萬を察せよ』

みなさんは〈向上心〉という言葉にどのようなイメージをお持ちですか。
自分の目標に向かって努力をする事、より優れたもの高みを目指して尽力する事。
このようなイメージが多いと思います。
人の成長にとって〈向上心〉は大変重要なモノです。
向上心なしでは、物事を成し遂げることは難しいでしょう。       
しかし、同時に〈向上心〉という言葉の陰で、新しいコトを取り入れることや、上に登ること自体が目的化してしまっている方もいるのではないでしょうか。
情報が氾濫し、価値観や技術の変化が異常な程に速くなっている現代においては、常に新しいものを受け入れ、変化に適応していくことが求められます。
そうでなければ〈時代遅れ〉になり、成長が止まってしまうのでは、という危機感すらあります。 

狭い視野に留まり広く世間を知ろうとしない事を「井の中の蛙大海を知らず」と言います。しかしこの後に、このような言葉を付け加える人もいます。

「されど空の蒼さを知る」

たとえ世界が狭くとも一つの事柄を突き詰めていくことで、その世界の深さや広がりを知ることができる、という意味です。私たちの日常は情報が飛び交い、変化を受け入れ適応する事が求められます。頑張って情報をキャッチすることも大切ですが、追いかけることに気を取られ本質を見極める目が曇ってしまっては本末転倒ですよね。
「一」を侮ってはいけません。
一を以て知る世界というものがあります。

「一に止まる」と書いて〈正〉になります。
大切なモノゴトを判断する時、大切な人との時間を過ごす時、広くキャッチした情報から本質を磨き出す時、〈一〉から見える世界を大切にして下さい。
現代の蛙は、井戸の外にも出られるけども、必要な時は井戸に戻って考える事も出来る、勇気ある蛙なのかもしれませんね。

続きは随時更新していきます。
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https://note.com/eikan/n/nce50c4dc8079

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