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EIJUSOグループの新卒新入職員研修をご紹介

こんにちは、EIJUSOグループ代表の永嶋です。

新卒新入職員が入って1ヵ月が過ぎました。少しずつ仕事に慣れてきているところでしょうか。

多くの会社で行われている新卒新入職員研修。EIJUSOグループでは、長らく研修会社に依頼をして行ってきました。さまざまな会社にお願いしてきましたが、昨年から内製化に移行。今年の新卒新入職員研修が2度目の自社での研修となりました。

そこで、今回の社内報noteでは、EIJUSOグループが自社で行うようになった新卒新入職員研修について、採用担当の朝倉さんからご紹介します。

学生から社会人へ、意識を変える契機となる研修を実施

採用担当の朝倉です。EIJUSOグループは介護、保育、放課後等デイサービスなどさまざまな事業を展開しているので、必要な知識にも違いがあります。そのため、心を重視した研修を行っているのが特徴です。

外部業者に依頼していたころの研修は、いわゆる体育会系の研修でした。私自身も受講した1人です。きちんと意味を伝えてもらった上で行っていたため、個人的には受けて良かったと思っていますが、体育会系の雰囲気が苦手な人もいますし、今の時代に必ずしも合うとはいえないのではないかということで、内製化にあたっては伝え方をソフトに変更しました。

新卒新入職員研修の目的は、「社会人としての心構えを入社前に知っておいてもらうこと」。その心構えを言語化すると、返事・挨拶・笑顔・感謝になります。

言葉にすると当たり前のことだと思われるかもしれませんが、仕事の技術面でできることが少ない新卒新入社員にとって、この4つはすぐに誰にでもできることだからこそ、社会人として一番大切にしてほしいと伝えたいのです。

たとえば、お辞儀1つ取っても、適当に頭を下げればいいわけではありません。「よろしくお願いいたします」と言ってから、45度の角度で礼をする。EIJUSOグループの標準を入社前に身につけます。

このように基本を押さえた上で、「何もせずとも教えてもらえるのが当たり前」だった学生時代の意識から、「自分から何かをしていく、教えていただく」という社会人としての意識に変えていくことを目指しています。

私たちEIJUSOグループの仕事はお客様の人生、命と向き合う仕事です。だからこそ、本気で取り組むことを伝えるという軸をぶらさないようにしています。命に関わる仕事に「あとでやります」はありません。何事にも全力で、ご利用者様や子どもたちに向き合ってほしい。そうした思いでカリキュラムを作っています。なお、講師を務めるのは採用担当の1人です。

1年目を経て、カリキュラムの質を向上

内製化した1年目は、全員が初めてだったこともあり、新卒新入職員に伝えきれなかったことも多く、反省点がたくさんありました。それを踏まえ、2度目となった今回は、講師担当者も含め、研修のゴールや伝えたいポイントをあらためて共有し、一からつくり直しました。

採用担当全員で、「この人にはこう成長してほしい、こういう姿になってほしい」とイメージを固め、声掛け内容も含めて細かく話し合って臨みました。その結果、初回よりは伝えたいことを伝えることができました。

他社に提供できるレベルの研修を目指しています

永嶋です。朝倉さんから「心を重視した研修」という言葉があったように、EIJUSOグループの新卒新入職員研修では、「私はどのような人間なのか」「自分の価値観はどこからきているのか」など、かなり自分について向き合う時間を設けています。

その上で、「社会人としてこういう行動をします!」と最後に決意表明をしてもらい、一緒に研修を受けた仲間からフィードバックをもらうのですが、今回は発表時に8割がたの社員が感極まって泣いていました。自分に向き合うと、強さも弱さもわかるようになり、自己開示ができるようになる。共に研修を受けた同期の仲も深まるでしょう。そんな研修がEIJUSOグループの新卒新入職員研修の勘所です。

最初に必要な教育がおざなりな状態は、早期離職にもつながります。特に福祉業界には特化した研修が少なく、特性にあった研修ができていない法人は多いのではないでしょうか。今後もブラッシュアップを続け、いずれはEIJUSOグループとして研修を他社に提供できるまでになりたいと考えています。


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