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職員も毎年参加!上尾市平方地区のお祭り「どろいんきょ」をご紹介

こんにちは、EIJUSOグループ代表の永嶋です。皆さんは「どろいんきょ」というお祭りをご存知でしょうか。今回は、EIJUSOグループにも関わりのある「どろいんきょ」についてご紹介します。

「どろいんきょ」は、上尾市で長年続いてきたお祭りです

どろいんきょは、上尾市の平方地区でかなり昔から続いてきたお祭りで、毎年7月下旬に上尾の祇園祭として行われてきた行事だそうです。

どろいんきょとは、「隠居の神輿」。飾りつけをしていない白木の神輿を担ぎ回り、水を張った数か所の地点で転がし、泥だらけにしていきます。巡っていくうちに担ぎ手も泥まみれになる伝統行事です。

このどろいんきょ、詳細な理由はわからないのですが、大正12年を最後に、平方地区で行われることがなくなっていました。地区内の4つの地域で続けられてはいましたが、こちらはただ一般的な神輿を担ぐものになっていったようです。

今行われているどろいんきょは、昭和48年に復活運動が起き、平方の上宿地区で復活したもの。実は、この復活に中心的な人物として関わった1人が、EIJUSOグループの会長なのです。自分たちの地域をもっと盛り上げようとして復活させたどろいんきょ。令和の今も続けられています。上尾市平方の地域で大切にされ、無形文化財にも定められました。

EIJUSOグループもどろいんきょに積極的に関わっています

そんな上尾市平方にあるのが、EIJUSOグループ4つ目の特別養護老人ホーム「ご福あげお」
施設が建つ場所は、どろいんきょの際に神輿を転がすスポットの1つでした。

ご福あげおを建設する際、建物の正面にどろいんきょ用のスペースを確保し、普段はゴムマットを敷いて駐車場として利用できるようにしました。

場所を提供するだけではなく、神輿の担ぎ手として職員も参加しています。私も、過去に神輿に乗せてもらったことがあるんです。地域の祭りにここまで関わっている法人は、他になかなかないのではないでしょうか。

ちなみに、通常の神輿はお神酒所で担ぐ人が変わるのですが、どろいんきょは最初から最後まで同じ人たちが担ぎます。さらに、転がせるように担ぐところが2本しかない上、白木なので非常に痛いという、なかなかに過酷な神輿なのですよ。

今年は7月14日に開催しました

コロナ禍で3年間開催ができなかったどろいんきょ。去年から復活し、今年は7月14日に開催されました。今年、EIJUSOグループから参加してくれたのは10名。中には、来年入職する内定者の方もいます。

理念である“For The Community”を言葉だけにせず、体現しているEIJUSOグループ。どろいんきょは、地域の歴史と文化、そこで暮らす方々と触れあえる、これ以上ない体験だと思っています。

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