デイサービスセンター扇の森の立て直しに尽力!主任 菅野さんの体験談【前編】
こんにちは、副理事長の永嶋です。
今月の社内報noteは、「永寿荘で働く従業員の顔」をお届けします。今回は、デイサービスセンター扇の森の主任、菅野さんに登場してもらいます。
デイサービスセンター扇の森は、EIJUSOグループで1番歴史のある事業所、特別養護老人ホーム扇の森に併設されたデイサービスです。非常に活気のある施設でしたが、長年運営する中で大切にしてきたことにブレが生じたり、2020年のコロナ禍を受けて利用者様が減少したりと、立て直しが必要な状態に陥っていました。
その立て直しに尽力してくれたのが菅野さんです。2回に渡り、菅野さんのキャリアや立て直し経験についてお届けします。
インストラクターから施設立て直しの役目を担う立場へ
こんにちは、デイサービスセンター扇の森の主任を務める菅野です。EIJUSOグループには2013年に入職。以前は幼稚園や保育園で体操の先生として働いてきました。
これまで培ってきた運動の指導経験を活かした仕事ができないかと探していた中で出会ったのが、EIJUSOグループのデイサービスnagomiでした。運動特化型のリハビリ施設に惹かれ、インストラクターとして入職したのです。
上尾店で1年3カ月ほど働いたのち、大宮北店へ異動。管理者として7~8年働いたのち、2021年1月にデイサービスセンター扇の森に異動し、今に至っています。
異動に当たり、デイサービスセンター扇の森の厳しい状況について代表からも話を聞いていました。私には大宮北店で低かった稼働率を引き上げた経験があるため、デイサービスセンター扇の森を立て直す立場として期待をしていただけたのでしょう。
「以前は非常に活気のある、地域でも1番だと誇れるデイサービスだった。またそんな施設になれるようにしたい」との想いを受け、異動に臨んだのです。
施設内に味方はゼロ。1人で始めた立て直しプロジェクト
デイサービス扇の森の状態は、正直言って想像していたよりも厳しく、「これは大変な状態だな」という印象でした。整理整頓も中途半端で、お客様を迎えられる環境ではないなと思ったものです。また、EIJUSOグループが大切にしてきた「利用者第一」が職員の頭から抜けてしまっており、職員たちの本位で動いているようにも感じました。これはコロナ禍による影響もあったのでしょう。EIJUSOグループのデイサービスは「歩くこと」へのこだわりがあるのですが、コロナ禍に入り、感染予防の観点からこれまで通りのリハビリやレクリエーションができなくなりました。そこで本質を見ながらやるべきことを考えられれば良かったのでしょうが、うまくいかず、少しずつ良くない方向へと変わっていってしまったのだと思います。
施設の立て直しに際しては、代表からも話をしていただきました。その上で、行動を開始。まずは気づいたことを1から100まで細かく書き出し、課題を可視化。職員たちにも逐一伝え始めました。正直、歓迎されてはいなかったですね。「とんでもない人が異動してきたな」「何だこの人」といった雰囲気で、孤軍奮闘することになりました。
<1人で立て直しに取り組み始めた菅野さん。デイサービスセンター扇の森はどのように変わっていったのでしょうか。次回も引き続き、菅野さんのお話をお届けします>
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