見出し画像

100歳まで健康に。「100トレ」とのコラボ、始めました

こんにちは、副理事長の永嶋です。

人生100年時代。ただ生きているだけではなく、いかに健康でい続けるのかについて、関心をお持ちの方も多いことでしょう。

この度、永寿荘では「100トレ」とのコラボレーションを始めました。今回は、本取り組みについてご紹介します。


画像1


100歳まで健康でい続けるには「食べる」「歩く」「排泄する」力が重要

「100トレ」とは、中野ジェームズ修一さんが提唱している新しい健康プログラムです。

2020年9月に発売された著書「一生自分の力で、歩いて、食べて、トイレに行ける! 100トレ 医師とトレーナーが考えた100年時代の新健康体操」 に詳しい記載があります。もともと私が中野さんの著書を愛読していたことから、この本に出合いました。

健康であり続けるためには、自分で「歩ける」「食べられる」「トイレに行ける」ことが大切。これらが100トレが提唱している3つの力です。内容に加えて「100トレ」というゴロの良い響きに、「これはうちとコラボしたら面白いのではないか」と思ったため、すぐに中野さんに連絡を取ってみたのです。

100トレの理論を世に広めていきたいと考えていた中野さんは好反応。「いいですね!」と話がトントン拍子に進み、永寿荘内に100トレのインストラクターを3名配置しようということで、インストラクターを養成していただく流れになりました。

受講者は扇の森、今羽の森、上尾にあるご福あげおの3施設で働くスタッフたち計3名。内2名は介護スタッフです。これまでインストラクターの養成やリハビリ講義を行う際には、理学療法士や柔道整復師に参加してもらうことが多かったのですが、今回は「専門ではない介護スタッフでもできる」としたかったため、ぜひとも介護スタッフに受けてほしいと思っていました。

ただ技術を身に付けるだけではなく、それをいかに相手に合わせて伝えていくのか。インストラクターには、介護職に求められる技術とはまた違う力が必要です。受講者の皆さんはかなり苦労されているようでしたが、新しい自分自身を発見できる非常にいい機会にもなっているのではないかと思っています。

見たままのことをやるだけでいいのなら、DVDでいいわけです。目の前の人にとって適切な負荷を見極め、どう伝えていくのか。インストラクターやトレーナーの価値についても学ぶことのできた講義でした。


画像2


地域住民が健康に長生きできるサポートを

インストラクターとして合格したあとは、それぞれの施設内で利用者に向けてサービスを展開するだけではなく、地域の中で活動することも視野に入れています。

永寿荘では、地域の健康寿命を延ばしていくことが福祉施設に求められていることだと捉えているためです。100トレを通じて、地域住民がより長く健康な毎日を送ることができるようになればいいですね。施設を選ぶ際に「健康サロンのような取り組みをしているから、永寿荘さんに行きたい」と思ってもらえる福祉法人でありたいと思っています。


永寿荘のHPはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?