お釈迦様【永寿院福岡市博多区】
こんにちは!
福岡は台風が接近しました。
色々被害が出ているようですが皆様ご無事でしょうか?
永寿院本尊様
今回はお釈迦様について説明していこうと思います。
永寿院の本尊様はお釈迦様です。
それぞれのお寺によって本尊様は異なり観音様であったり、阿弥陀様だったりします。
お釈迦さまとは?
お釈迦さまは仏教の開祖であります。
約2400年前にカピラパストウという小さな国の王子様として生まれました。
本名は「ゴータマ・シッタールダ」で実在した人物です。
19世末に寺院の敷地からブッタはここに生まれたという旨を記した石柱が発見され生誕の地はルンビニーと認定されました。
若くして妻子を持ちましたが、人々の病気や老いの苦しみに直面している姿を見て、無常を感じ29歳で出家しました。
有名な修行者に教えを乞うたものの納得できず、山の中で苦行を6年間しましたが想うような結果が得られないのでやめて、菩提樹の下で座禅をしてついに悟りを開いたのです。
悟りの内容をもって一切の衆生を救おうとし各地を伝導し、35歳で悟りを開き80歳で入滅するまで教えを解き続けました。
天上天下唯我独尊
有名なお話でお釈迦さまは、生まれてすぐに7歩歩き、天と地を指差し「天上天下唯我独尊」と言われたと伝えらています。
七歩のうち最初の七歩は六道のことです。六道とは迷いの世界を表しており七歩目はそれから脱却したことを示します。つまり六道輪廻から脱却し悟りの世界に入ることを表しています。
「天上天下唯我独尊」は天にも地にも我は一人しかいない。皆一人一人尊い我などだ。という意味です。
人は何らかの条件によって尊いのではなく、人間の命の尊さは能力、学歴、財産、地位などの有無を超えて何一つ付加することなきままで尊い私を見出すことの大切さを教えてくれえる言葉です。
天上天下唯我独尊という教えは、今の世の中に響きやすいのではないかと思います。今はSNSで色々な人の情報を見れるようになっています。
華やかな部分を投稿している人が多いものです。
そのような情報をみたりすると、やはり人はどうしても自分と比べたりして劣等感を抱いてしまいます。
この教えのように人は人、自分は自分でありそのままの自分は尊く他と比べる必要はないのです。
自分自身を大切にし、周りに流されず自分らしく生きていくことが大切だと思います。
永寿院(臨済宗大徳寺派)
812-0037
福岡市博多区御供所町13-7
092-291-8004
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