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僕はボランティアも嫌いです。

どうも。よしかわえいじです。

日にちをあけると間違いなく書かないので、早速第二弾にいこうと思います。

はい、と言うことで、

今回のコンテンツ
▶︎MECE攻略編
▶︎鬼のロジカルシンキング手法+10の実践ツール(途中まで)

告知通り上記の内容でいこうと思います。

それでは行きましょう。

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はい。とりあえずですね、



MECEって何やねん。



ということですよね。すいません。
何でMECE(ミーシー)の話をするかと言うと、前編で話した7つにスキルを覚えているでしょうか。

MBAクロージング
①前提条件にとらわれない発想の柔軟性
②与えられたお題の背景ある問題を整理する能力
③仮説を立てながら問題点を分析する力
④複数の代替案を展開できる発想力
⑤解決策の有効性を数値に落とし込める力
⑥自分の意見を効果的に伝え、相手の真意を突く回答ができるコミュ力
⑦抜け目なくダブらず論理的に展開できる力

こちらの⑦の抜け目なくダブらず論理的に展開できる力と言うのはMECEのことなのです。

そもそもMECEとは

MECE = Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive.

の略で日本語でいうと

MECE = モレなくダブりなく

と言う意味なんです。
ちなみに上記7スキルのうち絶対必要なスキルは⑦のみです。
(※衝撃の事実っ)

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焦らないで。今から説明しますね。
MECEとは簡単に言うと

MECE = ロジカルシンキングの基本概念

と言うことは

MECE = ロジカルシンキングの基本マニュアル

となります。

概念的には下の図をご覧ください。
MECEの成功例と失敗例です。

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上記のようにモレなくダブりなくの図が形成できれば完璧なロジックが形成されてると言えます。
ちなみにMECEは主に下記の様な項目で分類します。

分類コンテンツ例
◯性別
◯年齢
◯居住エリア
◯各種条件(資格など)
◯社会人歴          など。

はい、ということでここらでちゃっちゃと本題に参ります。

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まずは提示されているロジカルシンキングについての意味確認です。

ロジカルシンキング 
= 主張と根拠をピラミッドのようにロジックで積み重ねていく思考方法

つまり、

ロジカルシンキングの完成 = MECEである

と言うことになります。とりあえず確認です。

ロジカルシンキングをロジックツリーを使い図解するとこんな感じになります。

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はい。横に伸びている矢印がMECEの部分ですね。
と言うことで極意一つ目!どん!

鬼のロジカルシンキングの極意 其の一
=結論への道のりをイメージせよ=

上記の図の様に結論の下に根拠を並べられる様な形を頭でイメージしましょう。
矢印の範囲は一定の分析項目から導いた根拠が並びます。

ちなみに上記の図が完成するのは最後なので最終的にこの様な形になるってことだけ頭イメージできれば大丈夫です。

どんどん行きます。

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とりあえずこれが全貌です。

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④は先ほどのロジックツリーです。
これ以降はロジックツリーを形成するまでの手法を事例をあげながら書いて行きます。
①〜③は下記の赤い部分のお話になります。

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どんどん行きます。極意二つ目!

鬼のロジカルシンキングの極意
其の二=2つのアプローチを使いこなせ=

MECEをする上で気をつけないといけないのはどのスタンスで物事を捉えるのか、という点です。
今回はわかりやすくやすく2つ紹介します。

まずは一つ目!

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例えばコンビニの商品選定を例にしましょう。
トップダウンアプローチでは「本」「弁当」「飲料」「お菓子」といったように、商品分類をリストアップし、その後にジャンルごとに商品を当てはめていくやり方をとります。
メリットとしては商品項目さえ抜け目なく行えば体系立てて物事を考えることができます。
デメリットとしては商品項目での漏れが発生してしまうことが考えられます。

そんな時のために二つ目です。

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先ほどのトップダウンアプローチではすでに想定できる範囲の商品しか分類できないので自然と漏れが出てしまいます。ボトムアップアプローチではブレインストーミングから始めるので当初想定されていない未知の分類ができると言うメリットがあります。
ちなみにブレインストーミングとは

ブレインストーミング = 集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法(BS法ともいう)

やったことない人はイメージできないですね。
複数人で行う案出しみたいなイメージです。

例えばこんな感じですね。

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こんな感じで中心にお題を設定し、そこから派生するものをみんなで書いて行きます。(本当は紙とペンでやります。)

そして分類に入ります。

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この様になります。
トップダウンアプローチの時に出てこなかったプリペイドカード(iTunes Card,LINE Point Card)の分類が出てきましたね。
MECEで言う”漏れていた”部分を見つけることができました。

先ほど極意に書いた2つのアプローチを”使いこなせ”と言うのはこう言うことで、どちらかしても抜けや漏れが出ます。なので前提として二つを使いこなすと言う前提でMECEする(分析する)のをお勧めします。

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と言うことで①が終了しました。
②以降に関しましては次の記事で完結する予定です。
予定では明日の18時〜24時の間に公開し、寝る時に有料にするのでTwitterやFacebookをチェックしておいてください!

Twitter @orega_kurohyou
Facebook 吉川英治    ではまた。



よしかわえいじ。

【その1はこちら】

今回使った”カタカナ”集
コンテンツ 内容、中身、最近は”情報の中身”の意味で使われる
ロジカルシンキング 主張と根拠をピラミッドのようにロジックで積み重ねていく思考方法
ロジックツリー 問題を樹木(ツリー)の様に分解して整理し、原因や解決策を探る方法
アプローチ 対象や目的に近づくこと
トップダウンアプローチ 全体から要素を分解し、目的や課題に沿った切り口で分解する考え方
ボトムアップアプローチ 要素をブレインストーミングし、グループに落とし込み、全体像を描いていくやり方
ブレインストーミング 集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法(BS法ともいう)
プリペイドカード 前払いで一定金額の価値を有し、商品やサービスを提供してもらう権利のあるカード型の有価証券(金券)のこと

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