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ボディメイクとパフォーマンスアップを両立させる方法

どうも、EIJIです。

今回は
「ボディメイクとパフォーマンスアップを同時に実現する方法」
について解説します。

ここ数年、筋トレ&ボディメイクブームに火が付き、猫も杓子もせっせとトレーニングに励んでいます。

それはそれでいいことなんですが、そのせいで、これまで無かった問題が発生しました。

それは、筋肉だけやたらムキムキだけど、疲れやすくケガのリスクも大きい、「使えない身体」が量産されたという問題です。

その証拠に、ボディビルダーの多くは、ちょっと走っただけですぐ息が切れ、ロキソニン(痛み止め)を手放せません。

ただ、「パフォーマンスの高さ」だけを追求すると、どうしても「見た目のカッコよさ」が軽視されがちです。

鶏ガラみたいなガリガリの体型や、中年太りみたいな体型で

「元気で動けるおじさん」になってもそれはそれで、なんか嫌ですよね?

・・・

じゃあこの「見た目の美しさ」と「パフォーマンスの高さ」を両立させるには、どうしたらいいのか?

その為に有効な方法について、以下の記事で解説しました。

よければ、参考にしてみてください。


ボディメイクとパフォーマンスアップを両立させる方法


その為に有効な方法は、いろいろありますが

1つおすすめとして、「両側⇒片側に変える」というものがあります。

バルクアップ(筋肉を増やす)方法として、巷のトレーニング情報ではたいてい以下3つの種目が推奨されます。

1.ベンチプレス
2.スクワット
3.デッドリフト

(これに、チンニングとショルダープレスを加えて、「ビック5」と称する人も多いです。)

これらの種目が、ボディメイク(筋量アップ)に有効なのは、言うまでもありません。

ただ、パフォーマンスアップ、ケガをしない効率的な動きを身に着けるという観点で考えた場合、ちょっと微妙です。


「使えない身体」になる為のトレーニング


例えば、ベンチプレス。

我々が日常生活の中で、床やベンチ台に仰向けになり、両手同時に全力で前を押す機会なんて、あるでしょうか?

ほぼ、ないですよね?(苦笑)

それはスポーツにおいても同じで、競技中にベンチプレスと同じ動作をするスポーツは、私が知る限りありません。

このように、「ベンチプレス」は筋量アップにはかなり効果的なものの

日常の動きやスポーツ動作とは親和性が低い為、やればやるほど、「使えない筋肉」が出来上がる可能性が高いのです。

しかも、多くの人は「基本的な身体動作」ができていない為

間違った動きに、さらに重りを加えて、その「間違い」を助長させています。

当然、しばらくしたら「肩が痛い」、「手首が痛い」、「腰が痛い」と様々な痛みに悩まされることになるのです。


パフォーマンスアップの為のベンチプレス


じゃあそんな状態になることなく、美しい筋肉作りと、パフォーマンスアップを同時に達成するには、どうすればいいのか?

その為には、冒頭でお伝えしたように、「両側 ⇒ 片側」に変えればいいのです。

なぜなら、「片手で前側に負荷をかける動作」は、日常やスポーツのシーンで、頻繁に行われるからです。

・ドアを押す
・ボクシングでストレートを打つ
・バスケでパスを出す。

こんな感じで、様々な場面で使われるということは、その動きのクオリティを高めれば、パフォーマンスアップに繋がりやすいのです。

・・・

その「片側のみのベンチプレス」、具体的には、以下の手順でおこないます。

1.両手にダンベルを持って、ベンチ台に仰向けになる。
2.肩幅よりやや広めの手幅、胸の位置で、両手のダンベルを持ち上げる。

3.左側のダンベルを持ち上げたまま、右側のダンベルを降ろし、胸筋をストレッチする。
4.右側のダンベルを再び持ち上げる。

5.3~4を筋力の限界までおこなう。
6.少し休む。

7.右側のダンベルを持ち上げたまま、今度は左側のエクササイズをおこなう。

これが、ボディメイクとパフォーマンスアップを両立させる為の、ベンチプレスの方法です。

ポイントは、ステップ3と7の

「エクササイズをする側と逆の手側のダンベルを、持ち上げた状態でキープすること」です。

↓こんな感じ

なぜなら、そうすることで、自然と肩甲骨の安定性が高まり、エクササイズする側がオーバーストレッチになりにくく、ケガのリスクを減らせるからです。

それに同時に、上半身全体のスタビリティ(体幹の安定性)も高められるので、おすすめです。


バーベルスクワットは、効果的な種目なのか?


もう1つ例を挙げましょう。

ビック3の1つ、バーベルスクワット。

あらゆるトレーニング種目の中でも、トップレベルにテストステロンの分泌量が多く、全身の筋量アップに効果的な種目です。

またベンチプレスと違って

・バレーボールのアタック、ブロック
・バスケのジャンプ、ブロック
・相撲やレスリングの組み

のように、両足を揃えた状態での筋出力が必要になる種目では、競技能力向上に直結しやすいので、積極的に取り入れたい所です。

ただ、そうじゃない我々一般人の場合。

両足同時に上に向かって押し上げる動作をする機会は、ほぼありません。

にも関わらず、バーベルスクワットだけをひたすら続けると、どうなるか?

下半身の筋肉だけムキムキになって、逆に「疲れやすい非効率な身体」になりかねません。

じゃあ、そうならない為にはどうすればいいのか?

その為には、先ほどの「両側⇒片側への変換」。

つまり、「片足でおこなうスクワット」をやればいいのです。


パフォーマンスアップの為のスクワット


歩く時、走る時、イスから立ち上がる時、階段を登る時。
我々は、片足加重で、片足に力を込めますよね?

なので、片側のスクワット。

具体的には、「スプリットスクワット」や、「ブルガリアンスクワット」は、歩く動きや走る動きに運動動作が似ている為、おすすめです。

スプリットスクワットの画像
ブルガリアンスクワットの画像


こんな感じですね。

負荷のかけ方は、ダンベルを両手に持っても、バーベルを担ぐ形でも構いません。

この「スプリット(ブルガリアン)スクワット」を取り入れることで

下半身全体の筋量アップをしながら、同時に、ファンクショナル(機能的)な身体の動きも身に付きます。

よければ、取り入れてみてください。


美しく機能的な身体を手に入れる、トレーニング「10の原則」


さて、今回の記事では
「ボディメイクとパフォーマンスアップを両立させる方法」
ということで

「普段両側でやっているトレーニングを、片側に変える」という方法を紹介しました。

したのですが、今回紹介したのは、あくまで一部。

「美しい筋肉」と「ケガが少ない機能的な身体」を同時に手に入れる為の筋トレには、「10の原則」があります。

今回紹介した、「片側に変える」だけだど、レパートリーが少ないし、数か月も経てば惰性になって、かえって「パフォーマンスダウン」します。

そこで、その「10の原則」。

以下のセミナーで詳しく解説してるので
個人でトレーニングされてる方はもちろん、運動指導をされてる方もよければ、リンクをクリックして確認してみてください。


では、最後までありがとうございました!

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