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祈りながら。

こんな静かな夜は いい。
ただ、ひとりきりになれるから。

孤独ではなく私という
たったひとつの存在を
それでも思い出させてくれるから。

生きることと、死ぬことと
いつか、誰かに(または何かに)
たとえ選べと言われたとしても
私はきっと何も選ばない。

それは私が決めてゆくから。
私が私を生きているのだから。

今は誰のためではなく
たったひとりの私のために。

そしていつかそのことが
誰かの幸せになるように

祈りながら 祈りながら。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一