キリンジが唄うエイリアンズのように。 28 青木詠一 2020年7月13日 17:57 私は猫が大好きだ。でも、写真に撮りたくても、なかなか出会えるチャンスがない。先日、花の写真を撮るために川辺を歩いていたら、突然、猫に出会った。いきなりだったので、お互いに表情が固まってしまった。まるで宇宙人と出会ったかのように。野良猫だろうか?どこか不機嫌な表情。なんだかキリンジが唄うエイリアンズのような雰囲気だ。私はとっさにカメラを構えた。 逃げられてしまわないように、とにかくシャッターを切った。結局、硬い表情の、というか、思いっ切り警戒されたままの表情になってしまった。noteクリエイターさんたちが撮るような、可愛い猫の写真が撮りたかったのだけど、なんだかそれとは程遠い。どうしたらいいのだろうか?なんて思っていたら、どこからか声がした。「まぁ、それも経験のうちさ」と。「まさか、あの猫が!?」っていうのは全くの嘘だけど、まるでそんな表情だ。でも、今では結構気に入っている。 そうさ、僕らはエイリアンズ。いつかきっと魔法のように、うまくいくさ。 #エッセイ #写真 #詩 #猫 #キリンジ #エイリアンズ 28 最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一 記事をサポート