社外コミュニティは必要?
大阪に転勤になったばかりの頃は、慣れない土地で土日なんてほとんど引きこもりめったに外に出ませんでした。
1日家にいてたまにウーバーして映画見て過ごすだけ。友達も彼氏もいない退屈な休日。
どちらかと言うと平日の方が人に会えるから楽しくて、仕事がしたくてたまらない人間でした。日曜の夜なんてワクワクして寝れないくらいワーカーホリックでした。
でも3年前から始めたボクシングで、1人また1人とと友達ができてそこからどんどんコミュニティが広がっていきました。
ジムのトレーナーさん、歳の近い30代の友達、20代前半の友達、外国人、社長、同じ営業職、ホスト、警察官、フリーランス、経営者を目指している人。
全然バラバラの職業の人たち。話すたびに新しい発見や驚きに出会える。
社外にコミュニティがあることがこんなに楽しいなんて知らなかったです。
それから休日はほとんど外に出かけて人と会うことが楽しみになっていました。
いろんな話を聞いて、たくさん笑って、美味しい物を一緒に食べる。
さらに習い事も増やしたし、友達の友達と遊ぶようになって、自分から繋がり友達がどんどん増えていきました。
こんなに楽しいことなかったのに、なんであたしは休日に家に引きこもってたんだろう。過ごした2年間に少し後悔しました。
そして今日はジムの友達4人と久しぶりの飲み会に参加してきました。
メンバーは様々。
50代の宝石商の社長、自称100歳のイタリア人、歳の近いアラサーの営業マンに、事務職の女友達。
世代も職業も出身地もみんな全然違うのに、お互いのことを話したり、冗談を言い合ったり、終始ふざけて笑って。男女の意識もしてないからずっと素でいれました。でもみんな受け入れてくれて、なんて居心地のいいんだろう。
コミュニティが狭かった頃は、社内の人や上司と飲むの時間も楽しかったけれど、いまは社内より社外で新しいコミュニティでする話の方が何倍も楽しいです。
知らない話を聞いたり、自分の評価を気にして仕事の話をすることもなく、みんなの学生時代とか生活の話や価値観の話がすごく新鮮でずっと聞いていられる。〇〇社の諭吉じゃなくて、飾りのないただの諭吉でいられる。
最近は会社の飲み会には新鮮さがないから参加していません。
なんだか幼稚で暑苦しくて、楽しめなくなっているんです。慣れ親しんであんなに好きだった場所なのに今は居心地が悪いんです。
"慣れ親しんだコミュニティに違和感を感じたらそこから抜け出す時"
だって人の人生は短い。
もう得るものがない時間を無駄に使うことはできないですよね。
変わるってこう感じて行動を起こすんですね。
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