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時間をかけているのにTOEICスコアや英語力があがらない深い「原因」と「解決策」

英語が聞けないし、話せないしで焦った過去

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これまで何度も何度も挫折を経験して、英語学習を諦めたかけたことがたくさんありました。

できるようになったと思ったら、失敗して、またできるようになったと思ったら失敗してを繰り替えして喪失感さえ感じたこともあります。

そもそも英語の文が全然読めない。。。

リーディングができるようになったが、リスニングがちんぷんかんぷん

リスニングができるようになったけど、全然話せない。。

ある程度話せるけど、発音も流暢性も低く自身が持てない。

上記のように問題をクリアしては、また壁がたちはだかっての連続でした。

リスニングができるようになったと思っても、TOEICのリスニングを受けると全然聞けないという失望感もありました。

特にpart3とpart4では答えを探しているうちに会話が終わっている。。。ということがよくありました。

悔しくて勉強しても、上達している実感があまりないというフラストレーションもかなりありました。

ただ、英語のたくさんの「壁」が立ちはだかる度に私は他の人の学習法を参考にして試行錯誤してきました。

最初は

・純ジャパ
・小中高の普通の英語教育
・留学で失敗
・学習法分からない
・TOEICのリスニング分からない
・大学の英語の自己紹介で恥をかく

という状態だったのですが、

・TOEIC965(リスニング満点4回連続)
・英会話力をあげネイティブの友達をたくさん作る
・外国人の恋人ができるようになる
・ネイティブにアメリカ発音と言われるようになる
・TOEICのスコアと英語の実力を変われ複数社からオファー
・大手英語コーチング企業で最年少の上級コーチになる
・英語だけで百名以上の外国人に日本語を教える
・英語のドキュメンタリーを翻訳する
・海外バレエ団外国人講師の通訳を務める
・英語で映画が見れるようになる
・英語で何か他の分野を学べるようになる

など自分では信じられないような結果を得ることができました。


諦めかけたこともたくさんありましたが、今思うとどこかの時点で完全に諦めていたらと思うとゾッとします。

英語に才能は関係なく、学習法も存在する

自分の経験からもそうですし、才能がなくても習得できて、個々人にあった「正しい」学習法が存在することも科学的に証明されています。

じゃあ、どのように学習していけばよいのか?

そこが一番疑問に思うところだと思います。

自分自身も結果が出ないときに「まず何からはじめればいいの?」と迷いました。

英語は「正しく」勉強すれば必ず結果がでます。

これまで諦めかけている人をたくさん見てきました。

ただその人達も「正しく」努力することによって英語が聞けるようになり、話せるようになってきました。

自分も苦しんだ経験からその「正しい」努力についてnoteで細かく全て書いていきます。

結果が思うようにでない方に共通する2つの「課題」

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まずそもそもなぜTOEIC学習や英語学習で結果が出ないのかということから一緒に考えていきたいと思います。

TOEICで結果を出したり、英語学習で成果を出したりするためには、結果がでない原因をしっかりとしる必要があるからです。

あなたはTOEICスコアの目標を立てたり、英語学習の目標をたてたのはいいが、

結果が出ない。
学習の進め方が分からない。
学習法が分からない。
何から始めればいいのか。。

そんな悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。。

基本的には「学習プラン」と「学習法」が正しければ、かけた時間が結果に結びつきます。

しかし、「学習プラン」と「学習法」はあくまで表面的な問題でしかありません。

実はもっと根っこの部分の根本的な「問題」があります。

その根本原因を解決しないと、学習法も学習時間も水の泡になってしまいます。

その根本原因とは、、、

自分の英語力の現在地の正確な把握」です。

ポイントは「現在地」の「正確」な把握です。

この超重要な2点について詳しく解説していきます。

TOEIC目標スコアを設定して学習するだけではダメな理由

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この記事を読んでいるあなたはすでにTOEICの目標設定はできているかもしれません。

ただし、TOEIC目標スコアを設定してもむやみに学習しては結果はでません。

結果でたとしても自分が出せるはずの最大限のスコアが出しきれません。

なぜなら「目的地」が分かっていても、「現在地」も分からないといけないからです。

「現在地」と「目的地」の両方が分かってそこまでの道のりが分かります

自分の「現在地」が分からなければ、目標スコアがあっても進むべき方向が見えないということです。

それが学習プランや学習方法が分からない事態に繋がってしまいます。

例えばですが、

東京で大切な用事がある時にいきなり違うところにワープさせられたとしましょう。(いきなりですが笑)

そこで自分が元にいたところに帰ろうとしたときに、まず何が最初に分からないといけないでしょうか?

そうです。「現在地」です。

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自分が今どこにいるのか分からなければどっちを向いて帰ればいいか分かりません。

今自分が九州にいるのか東北にいるのかで自分が向かっていく方向は大きく変わってしまうからです。

同じように英語学習でもまず自分の「現在地」=「現在のレベル」を把握しなければいけません。

例えばTOEICで900を最終目標にしていたとして、

自分が現在400なのか700なのかによって学習のプランニングや学習方法が変わってきます。

また同じ九州内でも、福岡にいるのと鹿児島にいるのでは最初にとるべき行動が変わってきます。

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逆に最寄り駅は何かまで細かく把握できれば取るべき行動がすぐ決まります。

つまり「現在地」を細かく細かく突き詰めることで次の一歩がとりやすくなるということです。

これは例えばTOEICだと、

スコア700の中でもLとRのスコアの違いによっても「現在地」が変わってくるのと同じです。

リーディングの中でも、読解スピードが弱点、文法が弱点など細かく分けることができます。

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音声になれば、自分がどの音を聞き取るのが苦手かまで突き止められます。

鹿児島での現在地が詳しければ詳しく分かるほど、次の一歩の行動が分かるように、

英語でも自分の現状が細かく把握できればできるほど、今どんな学習を進めるべきかが把握していけます。

「現在地」が細かく細かく把握できれば、何をすればいいか分からないという問題は絶対に生じません

「現在地」が細かく把握できれば自動的にやるべきことが決まるので、今すべき学習が必然的にみえてくるからです。

つまり「現在地」を把握すれば目的地までの「地図」=「学習の進め方」を手に入れることができるということです。

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自分の「現在地」を把握せずに自己流で学習を進めていくのは危険です。

それは「地図」をもたずに東京を目指すのと同じくらい危険なことです。

自己流でもTOEICスコアアップができたり、英語学習で結果が出る人がいるのも事実ですが、

それは自分で「エイっ」と進んだ方向がたまたま実際に進むべき方向と合致していることもあるからです。

たまたま上手くいけばいいですが、自分の英語力を運任せに進めるべきでしょうか??

「現在地」さえ細かく把握できれば、運任せではなく正しい方向に進むべきことができます。

「現在地」を把握しないのは超非効率と言わざるを得ません。

何よりも「現在地」を把握したうえで「学習プラン」をたてれば

自分が今進むべき方向に向かっていることを確認したうえで学習を進められれます。

でも、どうやってその「現在地」を把握すればよいかが気になるところだと思います。

「現在地」を把握する方法を以下で詳しく解説していきたいと思います。

「客観的」な分析が必須

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ここまでで「現在地」を知ることの必要性が分かって頂けたかと思います。

ただ、今後の学習の質や学習プランを細かくたてる上では現在地の「正確」な分析が重要になってきます。

「正確」に把握することは、「現在地」をできるだけ細かく突き止めて次にやるべき1歩を明確にすることに繋がるからです。

では、「正確」に分析するとはどういうことでしょうか?

それは、限りなく「客観的」に分析をするということです。

「客観的」ではない分析をしてしまうと、「正確」な分析ができなくなってしまうからです。

「客観的」とは何かを詳しく理解するために、「客観的」ではない分析を少し考えてみましょう。

「客観的」ではない分析とは、その逆なので「主観的」な分析です。

「主観的」な分析とはなにか??

「主観的」な分析とは自分の「感情」を挟んで分析を進めることです。

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自分の感情を挟んでしまっては「主観的」な分析になってしまいます。

例えば「客観的」にみれば単語力が一番不足しているとしましょう。

ただ、自分の発音が気になって嫌だから発音を鍛えるなどの判断をしてしまったとします。

これでは「主観」が入ってしまっているので「正確」に分析できたとは到底いえません。

「主観」は一切排除して、「客観的」に分析することが、

「正確」な「現在地」把握の一番のポイントになります。

ではどのようにすれば「客観的」に分析をできるのでしょうか??

以下では「客観的」分析の詳しい方法をご紹介していきたいと思います。

「客観的」に自分の英語力を分析する方法

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「客観的」な英語力分析方法は2つあります。

1つの方法は「数値やスコア」の利用です。

TOEICのスコアや細かいアビメの数値には「主観」が絶対に入りません。

「あなたは600レベルだから英語力が低いので諦めてください」

なんてTOEICの公式のスコア表に書いてません。

600というあくまで「客観的」な指標がかいてあります。

またパート別に小計を出すことよってより細かく「客観的」に自分の「現在地」を把握できます。

「主観」の一切ない「数値」を頼りにすることによって、「客観的」な分析が可能になります。

TOEICのスコアや数値を使ってTOEICの英語力分析方法はいかに書いてありますので、ぜひ参考にされてみてください!

ただ、さらに強力な「現在地」の「正確」な分析法があるので今日は特別にそれについて以下で公表します。


(ただ以下で紹介することも結局は行動しないと意味がないので、本気で行動する自信がある人は読み進めていってみてください。)

さらに「正確」に「客観的」に分析する方法

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上でスコアを使えば「客観的」に英語力を分析できるとお伝えしてきました。

ただし、より細かく「正確」に分析するうえで数値だけではやはり限界があります。

私自身も生徒さんにTOEICの公式問題集の答えを送ってもらって分析をします。

ただ、その情報だけではおおまかな「現在地」しか把握できないのが実情です。

またテストなどで調子が良かったり悪かったりすると分析も狂ってきます。

スコアはあくまで表面上のスコアなので、もっと深く分析していく必要があります。

例えばスコアなどから読解スピードに原因があると分かっていても、

なぜその原因が起こっているのかの根本の問題を突き止めないと意味はありません。

そこで、より「客観的」に細かく課題を発見するうえで重要になるのが2つの目の分析方法です。

その方法は、「第三者に客観的に分析してもらう」です。

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自分でない第三者に頼ることによって「客観的」分析をしてもらうことが可能になります。

分析に「主観」が入ってしまう原因は、自分自身の英語力を自分で判断してしまうからです。

自分だと、どうしても多かれ少なかれ「主観」が入ってしまいます。

そこで自分でない第三者に頼ることによって、「主観」を排除することができます。

ただ1点一番注意しなければいけないのは、「他人」も人なので主観が入る余地があるということです。

「客観的」に分析ができる「他人」でなければいけません。

「客観的」に分析できる人とはどんな人か?

自己流やフィーリングなどに頼らずに、「科学的根拠」のある分析ができる人です。

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「科学的」とは、どのような順序で、どのような配分で学習をすればいいかなどを熟知している人です。

では「客観的かつ科学的」に英語力をみることができる人とは具体的にどのような人か??

以下の3つのポイントが重要になります。

・「第二言語習得論」を熟知してる
・多数の指導経験
・その人自身が学習経験者

1つずつ解説していきたいと思います。

「第二言語習得論」を熟知している

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「科学的」に分析=「第二言語習得論」に基づいて分析する

そもそも「科学的」に分析するとはどういうことか??

ほぼ確実に効果があるとされているやり方をベースに分析するということです。

これは数値などで効果があると実証されている必要があります。

つまり「主観」ではなく「客観的」データに基づいていると言い換えられます。

この学問について専門的に学習した人であれば、「科学的」に英語力を分析できます。

つまり、「客観的」に英語力をみてもらうことができるということです。

また、分析の結果具体的に何をどのように学習していけばよいかを知ることも大切です。

第二言語習得論の知識がある人であれば分析の後にとるべき行動も示すことができます。

「客観的」に現在地を分析したり、学習の進め方をしりたい場合は

第二言語習得論の知識がある人に頼るようにしましょう!

多数の指導経験がある(第二言語習得論に基づいて)

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ポイントは「第二言語習得論に基づいて」と「大量」です。

必ず第二言語習得論に基づいている必要があるのは上で述べた通りですが、

その知識を基に「大量」に生徒を教えていることが重要になります。

「大量」がポイントというのは、たくさんの人を分析することにより、あらゆるパターンが見えてくるからです。

そのパターンを把握している人であれば、より素早く分析して、軌道修正の提示も速くできます。

特にTOEICだと、たくさん指導してきた人はだいたいどれくらいの英語力でどれくらいのスコアがとれるかや

目標のスコアから現在どれくらい離れていて、目標のスコアまで何をすればよいかを分かっている人が多いです。

このスキルというのは、第二言語習得論を「知っている」レベルで終わらせいては身につきません。

知識+αで「使える」状態にする必要があるので指導経験は必須になります。

それもある一定の数をみないとパターンがみえてこないので、ある程度「数」をこなしている人に頼るのがいいです。

以上、「第二言語習得論」とそれに基づく「指導・分析経験」がある人についてでした。

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