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【オンライン英会話講師の本音】こんな学習環境だと生徒さんが損をしてしまいます。

オンライン英会話レッスンを受ける環境は生徒さんの上達を左右します。
生徒さんにたくさん学んで欲しい、得をして欲しい、という思いからこの記事を書きました。


・カメラがOFFのレッスン

人間は、顔を見せたくない相手から果たして学ぶことはできるのでしょうか。分かりませんが、少なくとも私は、信頼していない人から聞くことは完全に信用できません。

生徒と先生という人間同士、共に学ぶ時には信頼関係を築く必要があるので、カメラはなるべくONである方が有意義なレッスンになります。発音指導もカメラがONである方が確実に成功率が高いです。

カメラがONでも、額から上しか映っていないのはカメラがOFFなのと同じことです。目と口が見えなければ、生徒さんの表情や口回りの筋肉の動きが確認できません。

・質問をしないレッスン

生徒さんから質問がなければ、講師は生徒さんは全て理解したとその場では受け止め、レッスンを進めるしかありません。
質問があってもしない場合は、生徒・教師間の信頼関係がない、生徒が疲れている、分からないことが多すぎて途方に暮れているなど、いろんな原因が考えられます。こういう場合はまず、その現状を伝えられるような信頼関係を構築できそうな講師をまず探しましょう。

ご自身でどこが分からないのか把握していない場合は、講師に「私はどこをもっと強化するべきですか?」と尋ねるのも手です。

ちょうどいいレベルの教材を使われている場合、予習をすれば疑問が浮かぶはずです。講師は生徒さんのためにいるので、利用してください。極論を言えば、辞書を引くのがめんどうであれば、講師を辞書扱いしてもOKです。分からないままにしておくのだけはやめましょう。

・幼いお子様との保護者の付き添いなしのレッスン

少なくとも、小学校低学年までは、お子様のレッスンに付き添われることをおすすめします。講師は生徒さんの注意を引く努力をする義務があると思いますが、画面越しですと限界があります。部屋の中のものや周りのご家族の方に気を取られてしまうと、質の高いレッスンを行うことは難しいです。

どうしても付き添えない場合は、PCやタブレットなどのレッスンを受けるためのデバイス以外は何も見えない環境をなんとか作り出されることをおすすめします。集中力がUPすること間違いなしです!

・疲れている/眠い時のレッスン

レッスン時に疲れていないように調整するのは大切です。
オンライン英会話レッスンは生徒さんのステージなので、実力を発揮できるようにレッスン前はリラックスして洋楽などを聴いたりされるのがおすすめです。

食事の後お腹いっぱいだと人間は眠くなりがちなので、レッスン前の食事はは軽めにするといいですね。私も、レッスン前はサラダやヨーグルトなどだけにして空腹にもお腹いっぱいにもならないように調整しています。

・興味のない教材を使ったレッスン

「教材=教科書」はちがいます。

お好きな歌、お好きな映画、お好きなウェブサイト、お好きな本。
どれも立派な教材になり得ます。

「めんどくさいなあ」「やりたくないけどやらないと」と感じている教材は一度閉じて、お好きな教材を採用してみましょう。

「知りたい」「できるようになりたい」という気持ちを優先させましょう!



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