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【英検3級対策】小学生が夢中になれる5つのポイント -- 個性ある22人と10年間向き合ってきた小学生に特化した英語学習法

ご覧いただき、ありがとうございます。

私はこれまで「えいごの実」という個人の英語教室を10年間続けて参りました。

えいごの実


「えいごの実」では、幅広い年齢・職業の方々と共に「英語」に関わるさまざまなゴールに挑戦してきました。

そのゴールとはある方にとっては英検、ある方にとってはTOEIC、ある方にとっては高校・大学受験、ある方にとってはビジネスで、、、などなど、それぞれ個人のゴールに合わせて個人レッスンを行なっています。”face-to-face” 向かい合わせでの “one-on -one” 1対1のマンツーマンレッスンです。生徒さん一人一人のぺースに合わせ、その場での問題解決をしています。また、英語で会話をするとシャイな生徒さんがオープンに心を開いて話してくれます。英語で会話をする事で、個人の魅力を引き出す事が出来るように感じます。

「えいごの実」も10年という節目を迎えたので、今回noteを開設してこれまでの私自身の学びを紹介させ頂こうと思います。まずは、私の教室で最近ご要望の多い「小学生の英検」に関わる取り組みをnoteにて紹介させていただきます。

小学生が英検3級合格を目指す取り組みの全体像です。

また、各パートの詳細もnoteで投稿する予定ですので、ぜひ楽しみにしてください。

自己紹介

本題に入る前に、私の自己紹介をさせていただきます。

私は2007年まで​アメリカのアリゾナ大学(The University of Arizon)で発達障害、学習障害、視覚障害をお持ちの方々への教育方法(Special Education and Rehabilitation)を主に学び、大学院ではギフテッド教育(Gifted Education)の研究にも携わってきました。

大学の研究室から近くの幼稚園と小学校に出向き、ギフテッドクラスの児童たち、発達障害を抱えてる中高生の生徒たちヘ指導やサポートをしてきました。また、車椅子生活の児童たち、圧縮ベストを着用しているADHDの生徒たち、補聴器を使用している生徒たちの支援もしてきました。

生徒一人一人の個性を尊重し、個人の可能性に制限をかけない教育を提供している学校に出会う事ができました。毎日が慌ただしく過ぎていく教育現場でも、心に余裕がある講師たちからの安心感を私は感じ取りました。

帰国後、インターナショナルプリスクールに勤務し、その後大手英会話教室で大人のクラスから子供のクラスまでを担当しました。母国語が日本語の生徒さんたちに始めて出会いました。

当時私は、学校のように指定されている教材を使い、年齢や学年でクラス分けされている環境で語学を学ぶ児童たちに疑問を少しながら持っていました。

そこで、私が学んできた学習方針を、日本の子供たちにもぜひ体験して欲しいと思い、10年前の2014年に ”one-on-one” の英会話教室「えいごの実」を開校しました。

「えいごの実」では幼稚園の年長さんから大学受験まで長期に渡って通ってくださる生徒さんが多くいらしゃいます。中には、英検準1級とTOEIC 800以上の結果を取得し、慶應義塾大学に合格された方々もいらっしゃいます。

小学生と英検に取り組む理由

日本の学校教育では、飛び級制度が認められていないため、年齢ごとに、限られた情報しか学習することができません。

それは英語学習においても同じです。

そこで、私の教室では、生徒たちの実力と才能の「見える化」の目的として英検資格を活用しています。

年齢や学年別で定められている英検基準に沿ってではなく、個人の個性と能力に合わせた学習方法で資格を取ってます。

英検学習は、あきらめることなく続けていくことが大切です。

英単語の暗記や英文法を学ぶことは集中力と忍耐力が必要とされ、小学生の生徒さんにとっては大きなチャレンジです。

私の教室では、リズム良く、生徒さんのモチベーションを保ちながら学習をしています。1対1でのレッスンにより、得意な英語のスキル伸ばし、苦手なパートを何度も繰り返してサポートしています。

私の教室では、小学生で英検5級~準2級に合格した生徒さんが合計で20名いらっしゃいます。

【学年別合格実績】2014年〜2020年の累計
小学3年生:4級1名
小学4年生:5級2名、3級2名
小学5年生:5級3名
小学6年生:5級6名、4級4名、3級-1名、準2級1名

*生徒さんのお母さん、お父さんからいただいた合格お知らせメールの一部をご紹介させてください。

英検は年に3回試験が行われる為、1年で5級、4級の2つの級を取得する生徒さんもいます。

それぞれが違った個性があり、英語学習を始めたタイミングも違いますが、「小学生が楽しんで英検に取り組む」というポイントは共通していました。実際、生徒さんは目標としていた級に合格するとすぐ次の級への対策を喜んで始めます。

小学生も受かる英検です。

中学生になると学校行事や部活動が忙しくなる中、高校受験の準備が始まります。また、高校生になると大学受験を視野に入れながらの学校生活がスタートします。
時期が来たら受ける資格試験ではなく、早い段階から取得する為の準備をし、1つでも高い級を大学受験までに得ることが大切となってきます。

私のnoteでは、小学生を「やる気にさせちゃう!」英検対策をご紹介いたします。

noteで紹介している内容、手順を親子で実践してもらえれば、楽しんで小学生から英語学習に取り組んでもらえると思います。

まずは、3級の英検対策のご紹介です。

小学生と英検3級に挑むための5つのポイント

小学生の児童が英検3級を受ける際、特に注意すべきポイントが5つあります。

ポイント1. 「英語」を学習した経験と最低限のリスニング力

私の経験上、全く英語を勉強したことのない小学生がいきなり英検3級に挑戦することはかなり難易度が高く、私の教室ではおすすめしていません。

“英会話”を楽しんだ経験があるお子さんは、『英語に触れる機会』『英語に慣れる準備』が出来ているのです。

お子さんが英会話を通して得る、わくわくする体験やドキドキする経験は、『英語のスキル』として身につけ、英検への抵抗を和らげる効果があります。

このスキルは、英検のリスニングパートにとても役立にたちます。

一方で、そのような経験がないお子さんには、「リスニング対策」として英検5級や4級のリスニングパートだけを学習することをおすすめしてます。

合格の秘訣は事前準備です。

英検3級取得に最も顕著に現れる課題が「リスニング力」なのです。

試験の放送で流れる、男性の低い声、女性の高い声、ネイティブスピーカー独特のイントネーションやアクセント、様々な音やリズムに慣れてく必要があります。

英検3級のための「リスニングスキル」を特訓する事が大切になってきます。

ポイント2. 日本語でもコミュニケーション能力

英検3級のライティングやスピーキングでは、自分の意見を表現することを求められます。

「何でもいい」「どっちでもいい」。どっちつかずのグレーゾーン解答は答えとして認められません。

相手の意見に合わせる事はできないのです。

そのため、「はい/Yes」と「いいえ/No」がはっきり言える、自分の考えを持っていることが重要です。

夕食の献立を決める際「夕食は何食べたい」や、ご家族でお出かけに行かれる際「どこに行きたい」とお子さんに意見をぜひ聞いてください。

お子さんの自己主張ができるチャンスです。ここで重要な事は、その意見を必ず尊重し、実行してあげることです。まずは、日本語でのコミュニケーション能力を伸ばしていきましょう。

自分の考えを答える瞬発力を鍛え、本人の考えに自信をつけましょう。

ポイント3. 最低限の単語力

3級対策でも、問題を解くための最低限必要な単語を覚えておく必要があります。

筆記試験は、ライティングの問題以外全てマークシートを使って行われますので、単語のスペルが正しく書けなくても、その単語を聞き取ることができ、読み取ることができれば良いのです。

-曜日: Sunday〜、月/January〜、天気/sunny〜、季節/spring〜、数/zero〜
-動詞: like, play ,study ,speak ,go ,run ,teach , watch, eat, drink, buy…
-形容詞: big, small, little, high, tall, happy, sad, angry, red, yellow, blue, old, young, easy …
-名詞: 動物(dog, cat, fish, deer, sheep…) 
 人(boy, girl, teacher ,student ,friend ,doctor ,nurse ,mother ,father ,sister..)
場所(school ,library ,home ,station…)
物(book ,bag ,umbrella ,computer ,phone…)
乗り物(car ,bus ,train ,taxi ,plane , subway)

私の経験上、小学1年生から英会話『英語に慣れる準備』を始めた生徒さんは、小学3〜4年生になる頃には英検学習を始めていきます。

年齢や学年が一緒でも、一人一人知っている単語は異なります。

英検対策の1つとして、楽しく学習していくためにカラフルに色付けしたオリジナルの単語帳を作って覚えていきます。

覚えやすい単語帳を自由に作っていきましょう!
見てワクワクする、お子さんだけの単語帳を作りましょう!

ポイント4. ライティングから対策を始めていく

さて、英語で自分の意思をはっきり説明する事は難しい事です。

英検3級の単語や文法を暗記する事はできますが、自分の意思を明確に書くライティングを短期間でマスターすることは容易ではありません。

私の教室では、ライティング対策にオリジナルプリントを使用しています。

生徒さんと何度もライティング対策をしていく上で誕生したプリント(虎の巻)です。どんなライティング問題に直面しても、生徒さんが迷う事なくスラスラとスムーズに書けるヒントがたくさん詰まったオリジナルプリントです。このプリントに沿って書けば、ライティング問題の解答が完成します。

ライティングはスピーキングと同様、質問に対して即座に自分の考えをまとめ、文字を英語で書いて答えなければなりません。

文字を書くスピードも重要になってきます。

この対策方法として、英検3級の長文を(260語程度)見ながらノートに写す練習をしています。正しく、綺麗な字で、素早く書くことができる様になるのです。

乱雑な字は、スペルミスに繋がる恐れがあり、減点になってしまいます。生徒さんには、綺麗な字で書くことを心がけてもらってます。また、長文の単語を写すことで英検3級の語彙が自然に増えていきます。

英検3級の後に続く準2級、準2級プラス、準1級、1級。ライティングは全ての級で必須です。ライティングスキルを英検3級からマスターする事で、今後の英検資格取得に役立ってきます。

英検3級受験直前に使っているオリジナルプリント『ライティングの虎の巻』も今後紹介させて頂きます。

ポイント5. 学習教材選び

小学生が英検3級に挑戦するために重要な最後のポイントは「教材選び」です。

これは、児童にモチベーションを維持してもらうためにとても重要なポイントになってきます。

「英検対策」として販売されている多くの問題集は「文法問題」が多く、お子さんのモチベーションを継続することは難しい場合があります。

英検対策をする上で大切な事は、実際の試験と同じ状態で学習していく事です。

お子さんが本番に強く試験に挑戦できる様に、試験対策を始める時から過去問題を使用してください。

解けない問題が出題されてても焦らなくて大丈夫です。

解ける問題から解いていきましょう。

筆記試験のパートからではなくリスニング試験のパートから解いていっていいのです。

お子さんに試験の疑似体験をさせてあげる事が大事です。

数年分の過去問題を解いていくと、よく出題される単語や文法のパターンがわかってきます。
家庭でもできるおすすめの方法は過去問題(直近数年間の問題)のコピーを1セット(筆記、リスニング、マークシート1枚、ライティングの解答欄1枚)を作って、その過去問題をお子さんと一緒に使っていきます。

親子で一緒に試験内容を把握し、お子さんの得意・不得意を明確にすると、注力すべきところがわかってきますね。

英検3級の単語をたくさん覚えたいお子さんには、教室でも使用している「英検3級でる順パス単」をおすすめします。試験に出題されやす単語の順番で、各ページに単語が記載されてます。また、単語や熟語を書いて覚える生徒さんには、「英検3級でる順パス単書き覚えノート」をおすすめします。

試験に向けた具体的な戦略

小学生と英検3級に挑戦するためには試験当日を意識した準備と対策が必要となってきます。

1. 試験問題 / 時間配分

3級の一次試験は、筆記試験(65分)、リスニング試験(25分)トータル90分で行われます。続く二次試験は、面接試験/スピーキング (約5分間)です。

まずは、個々の得意なパート、苦手なパートを考慮しながら、筆記試験の各パートの時間配分を大まかにお子さんと一緒に決めていきましょう。

英検は全体の67%正解できると合格となりますので、重点的に学習すべき点や点数を稼ぐポイントを理解しておくことが重要になります。

一見「点数を取るためだけの学習方法」と思われがちですが、児童の得意不得意を把握した上での学習方法になりますので、「合格した”自信”」が次の挑戦へと繋がり、「夢中になって」小学生が英語を勉強するようになるコツでもあります。ですから、戦略的に「合格」を取りに行くことはこの段階で非常に重要だと考えています。

また、児童の実力の向上に合わせ、時間配分を調整していき、「試験当日の時間配分」を決めることも重要です。

受験会場には、社会人、高校生、中学生など、小学生から見たら大人ばかりです。

その中にまだ幼い小学生が入ると圧倒されてしまう環境の中での受験となります。

試験時間は皆同じです。

試験問題が分からなくても時間配分だけはしっかり守ってテストを進めて行く事で、試験中にパニックにならなくて済むのです。

「先生と決めた時間配分!」と事前に決めることで、児童たちは自信を持って試験にトライしてくれます。

2. 筆記試験の流れと対策

親子で全体像の把握ができたら、次はより具体的な対策入っていきます。

‐英検3級の筆記試験は、5つのパートで構成されています。
①   単語力、熟語力、文法力を試す。15問
②   会話文の理解度を試す。5問
③   長文、読解力を試す。10問
④   Eメールの返信、ライティング力を試す。1問
⑤   自分の意見を書く、ライティング力を試す。1問

小学生が英検3級に挑戦する際のポイントは、単語、熟語、文法から筆記試験の学習を始めるのではなく、④と⑤のライティングから学習を始めた方がよりスムーズに対策を進めて行くことができると思われます。

なぜならば、ライティングは与えられた課題をまず理解し、それに対して自分の考えをまとめ、伝える作業になります。時間をかけて方法を学び、実践していく必要があるからです。

書く力だけではなく、自分の意思や考えを持つことが求められるので、
その「自分の意思を伝える」と言う練習を積み重ねていく事が大きな力になっていきます。

今後、noteでも小学生向けの3級ライティングの勉強を紹介させていただきます。例として、「Why? Why not?ーなぜ?」と日頃から会話の中に取り入れていきましょう。

例)
1)「今日のお給食なんだったの」「カレーだった」「カレーとスパゲッティーのどっちが好き」「カレーかな」「なぜ?」「カレーの方が甘いし、パスタよりもご飯が好きだから」
2)「欲しいマンガがあるの」「なぜ、欲しいの?」「クラスで今人気だから」

「なぜ?」の問いに強くなりましょう。

3. リスニング試験の流れと対策

続いて、リスニングの対策ですリスニング試験は、3つのパートで構成されています。

①   イラストを見ながら会話の理解力を試す。10問
②   会話を聞き、質問に対する応答力を試す。10問
③   お話を聞き、質問に対する応答力を試す。 10問

①は、放送回数が1回、出題にイラスト表記のみ。②と③は放送回数が2回、出題は英語での選択肢のみ(イラストなし)。

ご家庭でのリスニングの学習方法として、聞き取りやすい5級や4級から始められるのをおすすめします。(5級のリスニングは第1部から第3部までの20分間の試験で、4級のリスニングは第1部から第3部までの30分間の試験となります。

先生と教室で学習するリスニングではなく、お家という違った環境で学習することにより、リスニングが身近なものになっていくでしょう。

移動中の車内で英検のリスニングのCDを流しているお母さんもいらっしゃいました。

4. 面接試験の流れと対策

最後が面接です。面接試験/スピーキングは、5つのパートで構成されています。

①   音読をし、音読したパッセージの質問に答える。1問
②   イラストの中の人物について答える-その⑴1問
③   イラストの中の人物について答える-その⑵1問
④   日常生活の事柄についての質問に答える-その1 1問
⑤   日常生活の事柄についての質問に答える-その2 1問

面接準備では④と⑤から練習を始めていきましょう。
④では、 “What do you〜?” とよく質問されます。

また、⑤では ”Do you〜?​”や​ “Have you 〜?” のYes/Noのから答える質問が出題されてます。答え方にもルールがあるので正しく、正確に答えられなければいけません。様々な種類の質問に慣れ親しんでいく事が大切です。

日常生活の事柄についての質問に、「覚えてない」「ママに聞かなきゃ、わからない」「何したっけ」と答えがすぐ思い浮かばないことがよくあります。

具体例を出しながら幾つか答えを一緒に考え、準備をしておきましょう。

例:
④ “What did you do during your winter vacation?”
あなたは、冬休みに何をしましたか。(過去のお話)
-過去に起こった出来事について答える質問です。児童たちは覚えているのでしょうか。「おばあちゃんの家に遊びにいきました」「友達と遊びました」「動物園にいきました」「映画を見ました」答えは様々です。

⑤ “Do you like to go to the festivals?” 
あなたは、お祭りに行くことが好きですか。(Yes/Noで答える)
-Yes(はい)/No(いいえ)でまず答え、理由を述べます。
「はい、私は夏祭りが大好きです。友達と毎年行きます。」
「いいえ、私は家にいる事が好きです。読書や音楽を聞くことが好きです。」答えは様々です。
答えを事前に用意しておくことで、スムーズに答えることができますね。

全てをご紹介仕切れないので、小学生に向けたスピーキングのコツや勉強方法も今後、noteで紹介させていただきます。

英検S-CBTについて

英検S-CBT(Speaking-Computer Based Testing)の試験とは、コンピューターを使用して受験します。

一次試験や二次試験がなく、1日で4技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)全てを測ることができる試験です。従来型の英検と同様の資格を得ることができます。

‐英検S-CBTの試験の流れは、
①   スピーキング
②   リスニング
③   筆記(リーディング)
④   筆記(ライティング)

の順番となります。

このように、面接/スピーキング試験からテストが始まります。
面接/スピーキング試験の練習も、3級対策を開始するのと同時に少しずつ準備をしていくことが大切です。

スピーキングは練習を重ねる事でコミュニケーション能力がアップし、英会話に必要なイントネーションやアクセントも自然と身に付いていきます。

小学生と英検3級に挑戦するまとめ

英検は普及していますが、小学生で英検3級を取得することはレベルの高い事です。英検3級の構成を良く考慮し、効率よく児童の個性を最大限に生かしながら英検にトライしていきましょう。

今はっきりと言える事は、ライティングスキルがますます重要視されている事です。

 “オリジナルライティングプリント”も今後紹介させていただきます。

英検3級(従来型)と英検3級S-CBTの対策まとめ


英検3級(従来型)と英検3級S-CBTの試験の流れを比べてみましょう。
            
             1次試験/2次試験 
英検3級(従来型)→①筆記試験 ②リスニング ③スピーキング
             1日で4技能を測る 
英検3級S-CBT→①スピーキング ②リスニング ③筆記試験

優先順位をつけながら、最短ルートで効率良く英検対策をしましょう!
学習時間を40分と決めてスタートします。
徐々に10分ずつ学習時間を伸ばしていきましょう。

おすすめの3級対策の順番は、

英検3級(従来型)の場合:
⑴ 筆記試験のライティング➕リスニング試験
⑵ 筆記試験の長文➕リスニング試験
⑶筆記試験の単語、熟語、文法➕リスニング試験
*5分〜10分、リスニング試験の練習は常に行なってください。
⑷スピーキング/面接 

英検3級S-CBTの場合:
⑴筆記試験のライティング➕リスニング試験
⑵スピーキング/面接 ➕リスニング試験
⑶筆記試験の長文➕スピーキング/面接➕リスニング試験
⑷筆記試験の単語、熟語、文法➕スピーキング/面接➕リスニング試験
*リスニング試験の練習は常に行い、スピーキングの練習もしましょう。

各パートごとにスキルをつけ、最後にパズルを組み合わせるかのように「英検3級の実力」を試験で発揮しましょう。

⭐︎英検を受けるにあたり、再度確認したい3つのこと。

その1、英検3級(従来型)は1次試験(筆記試験とリスニング試験)に合格した方のみ2次試験(スピーキング/面接)を受ける事ができます。

その2、取得した級は生涯有効です。しかし、受験する高校や大学によっては2年以内に取得した英検資格しか有効とされない学校があるので気をつけてください。

その3、2024年度から英検3級が変わり、筆記試験が50分から65分に延長され、ライティングの問題も1問から2問に増えました。


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