見出し画像

教育実習の役割とこれからの教員に求められる能力

近年、教育現場ではICTを使った教育方法の活用など、子どもたちの新しい学びの場に対応した教育養成が求められています。

しかし、最近のニュースの中で、ある教育実習生が教育実習を終わらせるために

「コロナに感染した」と偽りの報告をし、ある小学校を休校に追いやった事例が出てきています。

教育実習は今後どうあるべきか、解説していきます。

そもそも、教育実習は教職課程の一部として位置づけられており、幼稚園・小中学校の場合は4週間程度、高校の場合は2週間程度実習を行います。

教育実習のねらいは、教育従事者としての使命感を持つことや、教員になるうえで必要な能力や適性を見出すことです。

大学での教育理論や知識の学びだけではなく、現場での実践を経験することで、学級担任の役割や職務内容を理解したり、教科指導外の活動で生徒との関わり方を学ぶことが大切だとされています。

このように、教育実習では最低限必要な資質能力を身につけることが目的とされていますが、具体的にはどのような能力なのでしょうか。

【これからの教員に求められる資質能力】

社会の大きな変動に適応しながら、学校教育の転換期の期待に応えるためには、得意分野を持つことや、専門性の向上を図る姿勢、新しいことに興味を持ち主体的に学ぶなど、「学び続ける」精神を持つことが必要不可欠です。

そこで、文部科学省が立ち上げたのが「トビタテ!教員プロジェクト」です。

このプロジェクトは・・・

ここから先は

385字

¥ 100

温度のないお金より、 体温を感じる感想やフォローの方が嬉しいです。 読む意味を見つけてくれたあなたに感謝しています。ありがとう。