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先生が必要なくなる

A teacher is one who makes himself progressively unnecessary.
 - Thomas Carruthers

世の中には学ぶためのツールがたくさんあるので、自分で考え自分で学ぶことができれば、先生はいらないかもしれません。英語の場合はそれに加え、学習状況やレベルを適切に判断し、上達法や解決法を見つけられるようになれば、自分にあった学習を進められるようになります。私が教えるときは、少しでもその「自分で学ぶ力」が身につくようにサポートしています。レッスンは1ヶ月で数回だけ。レッスン内で学ぶ時間より、自分で学習する時間のほうが長いですからね!

自主学習の仕方をトレーニング

音読や多読などコツを掴めば自分でできることがあります。でもコツを掴めるようになるまでサポートが必要なので、レッスンで一緒に進めていきます。特に音読は何となく進めるより、抑えるべきポイントを理解し、自分で進捗具合を適切に判断できるようになると、とても効果的に学習できるツールです。自分でできるようになれば最強!

ログをつけて学習をモニター

レッスン以外の学習をログにつけてもらっています。ログを書くことで私がモニターするだけでなく、自分でも振り返りができるようになります。自分でできないところや難しい部分に気づけるようになり、自分で工夫して学習するようになります。自分ができることに気づけるようになると、モチベーション維持になります。そのように自分の学習を客観視すると、自分で学びを進められるようになります。

自分で調べる

英語はある程度自分で学ぶことができるものです。特に今はさまざまなコンテンツがネット上に溢れてますからね。それらを有効活用するために、また、わからないものを自分で解決するために、調べ方を身につけて欲しいと思っています。わからなかったらこういう部分を見てみる、辞書のここに注目する、こういうふうに分析してみる…などというコツです。

このような「学ぶスキル」を身につけてもらい、レッスン以外の学習時間を充実してもらいたいと思っています。そのうち「先生、私、もう自分で勉強できそう」と言ってくれるんじゃないかと、ドキドキしながらのレッスンです。

Thank you for reading. I hope you enjoyed it!

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