30後半から英語をはじめたおじさんの話-その5-
日本地域の成果発表本番
地域の成果発表資料を作り当日、自分が話す言葉をパワーポイントに全部まとめていざ本番。当日は頼む!質問来ないでくれ!と思いながら15分間ずっと話していました。流暢さも正確性もアクセントもない英語を。祈りが通じたのか質問は来ませんでした。まぁ今考えると質問するような内容の発表でなかったという烙印を押されたようなものでもありますが。
他の地域の成果発表
他の地域の成果発表を聞いてて思ったことがあります。なにを言ってるのか全然わからんということです。話してる単語もわからなければ、そもそも聞きにくい声質だったり、言い直しまくっててなに言ってるかわからんだったり、とにかく教材を使って行うリスニングと実践のリスニングは全くの別物と言っていいほど違いました。もうだめだ、、、あんなにやったのに全く理解できない!みたいな感覚に何度も襲われました。聞きながら文構造を理解しようにも翻訳力が追いつかず、知らない単語もありその時点で考えてしまいさらに先にスピーカーは話す。ちょっと自分聞けるかもとか教材の学習者用に作られた音源を聴いてちょっと調子に乗った自分の心を最も容易くへし折ってきました。なにがだめなんだ、なにが足りないんだ助けてくれ!と何度も思いました。
監査
うちの会社は海外に監査部門があるので海外から内部監査員がやってきます。ほとんどなに言ってるかわからない。いや、単語はわかるし簡単な文はわかるけど、頭の中で頑張って翻訳しようとするし理解が追いつかない。そんな中、監査の話を聞いて自分の意見を片言ながらしっかり言える同僚。彼の方が3年ほど早く入社してるとはいえスタート地点は同じ。そしてちゃんとここまで到達してる。なにが一体違うんだろうか。少なくともちゃんと毎日継続してるし。。。ある日飲んだ時そんな話を同僚としました。ひたすら出てきた単語をメモしてわからない表現を覚えまくったと言っていました。録画を見直しながら。
ノンネイティブの英語の難しさ
なるほど確かに私は甘かったなと思いました。メールだけじゃだめだと思ったのでした。何より汎用的な英単語を覚えることに満足していて、逃げていたのかもしれないなとも思いました。私のいる会社はアジア系の人が多いのでどうしたってネイティブではない発音も多いです。それこそ中国語っぽいイントネーションだったり、タガログっぽいイントネーションだったり。そういう音声にまず慣れるべきだったのだなと。英語教材の音声は素晴らしくしっかり作られている一方で汎用的なのでビジネスにおいて自分が学ぶべき英語にターゲットを絞れていなかったなと言うことを反省して英語会議のディクテーションや単語を片っ端からMIKANに突っ込むのでありました。
簡単な単語でも国が違うと本当に理解できないことが多々あってそういうことに慣れる必要があったのです。勉強のやり方自体は悪くはなかったとは思いますが、カバーする範囲というか方向性がずれていたなと思いました。ちなみにYouGlishは中国人が話す英語なども指定できるので超便利です。特に学習する際はみんなネイティブの音源を使っているかと思いますが、実際にビジネスで会話する相手の多くは第二言語として英語を学んでいる人の方が多かったりするのでその点けっこう注意が必要だったなと強く思うのでした。
onlyとかplanさえ聞き取れないみたいなことがよくありますし、文法通り話してくれることなんてまずありません。言い直しや言葉が詰まって結局どこまでが言ったことになってるんだろう?みたいなことなんて日常茶飯事です。なので教材の綺麗な英語なんて私がいる企業では全く出てきませんでした。ネイティブは別なのと人によっては聞き取りやすい人もいる(これは個人差があり、あの人の英語聴きやすいですねっていうと全然聞こえなかったみたいなパターンはよくある)
AIを使って仕事頻出単語を抽出
ちなみに今の時代はAIの力を借りると仕事頻出単語を割と簡単に抜き出せます。例えばドキュメントや録画をAIに食べさせてあげてその中で頻出している単語を上から順番に並べてくださいとか命令してあげればよく仕事で使われる単語が一瞬でまとまります。(※念のため記載しておきますが、会社のデータの扱いには気を付けてください)
だいたい上位はtheとかisとかそんな単語ばかりなのでそういうのを省くのは手作業でやっていますが十分役に立ってくれます。書き起こし機能はまだまだ精度が低いので正確なスクリプトにはなりえませんが、補助的には使えます。
書いてる人の英語力
大学受験時:英語偏差値40台
大学受験以降、30台後半まで英語全く触れずな生活をしていました。
英検は3級をとったくらいです。TOEICは現在の会社に入るまで受けたこともなし。
全部のまとめリンク
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?