見出し画像

英語ができるとスマブラがもっと楽しくなるワケ

みなさんこんばんは。今回は、スマブラ勢が英語を学ぶメリットについて考えていこうと思います。

私は日本、イギリス、ノルウェー、フィンランドの4カ国でスマブラのオフライン大会に参加しました。そして普段から日本語と英語両方でYouTube、Twitchなどのコンテンツを視聴しており、競技シーンにおいて英語ができることのメリットはとても大きいと感じています。

そこで今回は、大会やスマメイトなどの競技シーンでプレイしている人を「競技勢」、動画や配信、観戦をメインに楽しんでいる人たちを「観戦勢」として、二つの視点から英語ができるメリットについて書いていきます。私が思うそれぞれの人へのメリットの大きさを星の数で表しています。この記事が英語を学ぶモチベーションになれば嬉しいです。

1. 英語で実況解説を楽しめるようになる

観戦勢:☆☆☆☆☆
競技勢:☆☆☆☆

スマブラの大型大会において、欠かせないのが実況解説。日本ではオムナオトさんやキシルさんなどを筆頭に色々な方が大会を盛り上げてくれますが、海外大会となると日本語の実況解説があることは少ないです。特に最近は日本人選手が海外遠征することも多くなり、SummitやGenesisなどの海外の大型大会を観る方も増えたのではないでしょうか。観戦勢はもちろん、プレイヤーの方も大型大会を観る機会は多いと思います。

英語の実況解説がわかると現地の熱気を直接感じられ、海外大会の観戦がより楽しくなるでしょう。英語圏、特にアメリカではプロのスマブラキャスターが数多く活躍しています。顔だけは見たことがある!というような方も多いのではないでしょうか。キャスターごとに実況解説の色が違って、比べてみるのも楽しいですよ。個人的にはConey の賑やかな実況とCharlesの淡々とした解説が大好きです。

また、英語圏以外の大会でも英語の実況解説があることは珍しくありません。ヨーロッパの大会はもちろん、日本の大会などでもサブ配信で英語実況があることもあるので、より楽しみが増えるかもしれません。英語圏以外でも使えるのが英語の強みだと思います。

2. 好きな海外選手、チャンネルが見つかる

観戦勢:☆☆☆☆☆
競技勢:☆☆☆

自分の好きな選手を応援するのも大会観戦の醍醐味です。そして、プレイだけではなく喋りや人柄を含めてプレイヤーを好きになる、という人も多いと思います。ただ、大会を見ているだけではどうしてもプレイヤーの人となりは見えづらいもので、皆さんも動画や配信を通じて好きな選手を見つけるケースが多いのではないでしょうか。英語ができると海外選手やストリーマーの普段の様子が垣間見えて、お気に入りの選手が見つかるかもしれません。英語圏のプレイヤー、ストリーマー以外でもメキシコ勢、ヨーロッパ勢などは英語の配信をしていることもあるので、色々な国の選手のことを知れると思います。

ほかにも、英語では面白いスマブラのコンテンツが盛りだくさんです。TweekのポッドキャストTweek Talksを始め、ESAMやLarry Lurrの大会リアクション動画なんかも人気ですね。大型大会の後などは日本人選手に焦点が当たることも多く、日本人スマ勢が観ても楽しめると思います。

個人的にはHungryBoxのリアクション動画やLittle Zのバラエティ系動画も好きです。

3. 英語で海外勢と交流できる

観戦勢:☆☆☆☆
競技勢:☆☆☆☆

英語を聞いて楽しむだけでなく、自分で使ってみることによっても世界が広がります。好きな選手の配信や動画にコメントしたり、Twitter上で交流したりなどのオンライン上での交流はもちろんですが、特にオフラインでのコミュニケーションができるようになると楽しいと思います。

一時期はコロナウイルスの影響で海外選手の日本遠征が少なくなっていましたが、最近は日本の大会でいろいろな国からの海外選手を見ることが増えました。観戦勢なら応援している選手に話しかけて写真を撮ってもらったり、競技者ならフリーを申し込んだりと、言語が通じるだけでコミュニケーションのハードルが下がります。もちろん日本に遠征してくるのは英語が第一言語のプレイヤーだけではありませんが、英語が喋れることがほとんどだと思います(特に遠征するようなプレイヤーなら英語が堪能なことが多い印象です)。

ただ、英語が話せると海外勢とは仲良くなりやすい一方、日本語が話せたり、勉強したいと思っている海外からの方は日本語で話しかけた方が喜ぶこともあったりします。また、日本にいる以上あくまで日本語が公用語なので、初対面の人が話す言語を見た目などで決めつけないよう注意したいです。

ちなみに、英語ができると海外の大会にも参加しやすいです。大会のために海外遠征するのは最上位勢でもない限り難しいかもしれませんが、留学先、転勤先、あるいは旅行先などでスマブラの大会に出てみる、というのも面白いと思います。私は留学先のイギリスとノルウェーでスマブラを通じて友達を作りました。

4. 英語で情報収集ができる

観戦勢:☆☆☆
競技勢:☆☆☆☆☆

スマブラ界隈の全ての情報が日本語で発信されているとは限らないので、英語で情報収集ができると手に入れられる情報量が大きく増えます。特定のキャラ対策の話だったり、新しいテクニックの解説だったりと、TwitterやYouTubeなどにはたくさんの情報が転がっています。これは特に強くなりたいと思っている競技勢にとっての恩恵が大きいと思っていて、座学の幅がグッと広がります。また、上の「海外勢との交流」と少し被りますが、海外のプレイヤーと交流することによって新しい知見が得られることもあると思います。キャラによっては日本に使い手が少なかったりするので、海外選手の配信やTwitterで質問したりするとより強くなれるかも?

そのほか、直接ゲームの内容に関わらない、世界のスマ界隈のニュース、時事ネタなどを追いやすくもなります。例えば2022年のSWTの中止のニュースやPandaの声明、スティーブのBANの議論、BTSの解散などは英語で発表されており、英語ができると生の情報ををいち早く、翻訳を通さずに自分で理解できます。特にスティーブのBANなどの重要な話題は日本のスマ界隈にも大きく影響しかねないので、そういった情報にアンテナを張れることのメイリットは観戦勢、競技勢問わず大きいと思います。


いかかでしたか?今回はスマブラ勢が英語を勉強するメリットについて考察しました。英語ができると関われる人やできることが増えて、文字通り世界が広がると思います。観戦をメインに楽しむ人や実際に大会に参加する人、
スマブラの楽しみ方によってそれぞれ英語の活かし方があるので、ぜひ自分なりの活用方法を見つけてみてください。

英語がわかると楽しいのは分かったけど、そのためだけに勉強するのはハードルが高い、と思った方もいると思います。エイゴスマッシュでは、スマブラを英語で楽しめるようになる身近で実用的な記事を発信していきます。「勉強」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、楽しむことを意識していれば自然と身についていくものです。ぜひ他の記事も読んで英語を使えるようになっていってください!

それでは次の記事をお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?