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新年度の春!知っておきたい、Unlearning(アンラーニング)とは

最近やたら目にする、'Unlearning'(アンラーニング)という言葉。経済メディアからライフスタイル系まで、さまざまなメディアで見かけます。

最初は私も「ふ~ん」くらいにしか思ってませんでしたが、ふと立ち止まって考えてみると、変化の激しい時代を生き抜く全ビジネスパーソン必須のスキルだと気付きました。

私たちミレニアル世代や、さらに若いZ世代はひとつの職種だけでキャリアを積み続けることはできません。今やっている仕事もいずれ需要がなくなったり、機械に置き換えられたりするかもしれません。

そんな時代を生きている私たちだからこそ、この'Unlearning'が超絶重要になってきます。

では、一体'Unlearning'とはなんなのでしょうか?関連する単語や表現も含めて見ていきましょう!

Unlearning(アンラーニング)とは

Unlearning(アンラーニング)とは、ひと言でいうと自分が持っているスキルを「修正」すること。これまで身に付けたスキルを棚卸し、さらに学ぶ必要がある領域を意識的にアップデートすることを指します。

例えば、英語は良い例ですね。学生時代になんとなく勉強したけど「今はそんなに必要ない」という人ももしかしたら、いま働いている会社が将来、外資系企業に買収される、なんてドラマのようなことが起こるかもしれません。

あるいは、今は英語を使わなくても、将来キャリアチャンジを考えたときに英語スキルが求められる外資企業も視野に入れられると、選択肢の幅がぐっと広がりますよね。

現状に満足するのではなく、変化の速い時代に生きているという自覚をしっかりと持って「新しいスキルが必要ではないか?」「これまでの経験が活かせて、今後も需要がある分野はどこか?」と考えながら、自分のスキルをアップデートし続けることが重要です。

アメリカの論表家/作家/未来学者である、Alvin Toffler(アルビン・トフラー)はかつて、こう言い残しました。

“The illiterate of the 21st century will not be those who cannot read and write, but those who cannot learn, unlearn and relearn.”

「21世紀において、無教養な人とは字の読み書きができない人ではなく、自ら学習し、学んだスキルを手放し、そして学び直すことができない人のことだ」

Learn・Unlearn・Relearn、とさまざまな形のLearnが出てきました。「再び」「繰り返し」などを意味する単語に使われる'Re’がついた言葉、”Relearn”とはまさに「再び学ぶ」ことを指します。

次はなぜこの'Unlearnig'がそんなに重要なのかが分かる、時代背景を紐解いていきましょう。

私たちが生きる'VUCA World'とは 

私たちはまさに今、'VUCA World'を生きています。

VUCAとは、
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)

の頭文字をとった言葉で、変化が早く、不確実で、複雑で、ひとつの指標がない曖昧な状態を指します。そして、こういった状態の時代だという意味で、'VUCA World'という言葉が使われています。

これまでの価値観や成功体験、いま持っているスキルに固執することなく、時代の変化に合わせて自分のスキルを変えていくことが今後ますます求められます。

日々忙しく、ついつい新しスキルを学ぶことを後回しにしてしまいがちです。ですが、いま働いている会社も、5年後はどういう状態になっているか分かりません。

まとめ

今回はなにかと最近耳にする、'Unlearning’(アンラーニング)について取り上げました。

私たちは変化が早く不確実な、'VUCA World'に生きていて、常に自分が持つべきスキルを取捨選択しながら、'Unlearning'することを求められています。

逆に'Unlearning'する姿勢がないと、長くビジネスパーソンとして活躍し続けることは難しいでしょう。

ぜひ一度ゆっくりと、「将来も需要がありそうな分野で自分が伸ばせそうなスキルはなんなのか?」を考えてみませんか?この記事がそのきっかけになれば嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございます♪

Cheers!

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