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就職とかいうのはした方がいいんですか?

就職とかいうのはした方がいいんですか?

もうすぐ大学卒業なので、友人に聞いてみると、銀行に勤めるとか、バイト先に勤めるとか、なんか。みんな。なんかやるらしい。そういうのに向けてどうしたらいいか的な授業セミナーなに?がどこかであったとしか考えられない。
もちろん俺だけを抜いて。(実際そうだったら嫌われすぎていて死ぬし、そうでなければ俺以外全員主体性の化け物すぎてそんな世の中では普通に死んでしまう。)

というか親から毎日のように、いやこれは決まり文句であって実際は毎日仕事どうすんのと聞かれる。やらないと困るしやりたいよ。

でも


できん

労働に関する知識が流し見のドラマの中と島耕作だけすぎて、労働=学校生活のレベル5000000みたいなのしか想像できない。だとしたら地獄どころの話ではないのですが…

なぜかというと、俺はとにかく会話というものができない。

(ここから急にしばらくオタクの話になります、すみません)
シャニマスというゲームの福丸小糸さんのシナリオ、「セピア色の孤独」。その中の、以下の一幕。おれは本当に嬉しかった。
限定カードでたいへん恐縮ながら引用すると、(思いの外長かったけど前提知識不要なので読んでほしい…)

班のメンバー1「じゃあここの4人だよねーよろしく!」
班のメンバー2「どうやってまとめようか」
班のメンバー3「まあ次の授業の時決めればよくない?」
小糸「・・・・・・・・・・・・」
班のメンバー1「ねえ、福丸さんってすごい成績いいんだよね?」
小糸「あ・・・・・・・・・・・・」
班のメンバー2「そうなの?じゃあ色々教えてね」
小糸「え、えっと・・・・・・」
班のメンバー3「あ、チャイム鳴ったそれじゃ、次からよろしく」
小糸「・・・・・・・・・・・・」
班のメンバー1「そういえばこの間たまたま福丸さんが出てる教育番組見たんだけど」
班のメンバー1「なんか学校と全然違うね」
小糸「・・・・・・・・・・・・」

アイドルマスター シャイニーカラーズ
福丸小糸【セピア色の孤独】「アンチグループ学習」

これ。おれだ。



自分は1対1ならかろうじて「今日は寒いですね」「冬って感じですね」くらいの会話(会話でいいんですよね?これ)ならできる。
が。集団でいる時は話が違う。声を出すという選択肢が頭に浮かんでこない
例えば「いいと思います」と言おうとしたところで、(いいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思いますいいと思います)と脳内で繰り返すのみ。すみません、マジで意味が分からないと思う(自分でも分からん)のですが、べつにテレパシーを送ろうとしてるのではなく、本当に「い」の1文字も声が出ない。
というか、これは「ワンダンス」で主人公のカボくんが言ってたから自信を持って言うけど、普通の人の会話は速すぎる。ついていけん。

福丸小糸さんが僕と同じであるかはさておき、これを読んだとき、「小糸ちゃんって『本当に』喋れないんだ…」と超感激しました。
そしてこういう、将来について考える時期なので、シャニのシナリオに関わるようなちゃんとした人の中にすらこういう社交性を持ってるか持ってた誰かがいるんだろうな(まあ、オタクの想像ですが…)、とすごく救われた思いでした。シャニマスに人生支えられてるから…


 コミュニケーション能力が(なにかの免罪符のように『自分コミュ障なんでち😣』と宣う一部のお前らと違い、マジで)ない▶コミュニケーション能力が不要の労働はない▶𝐆𝐚𝐦𝐞 𝐨𝐯𝐞𝐫
という話がしたかったのですね。前置きが長すぎる。

結局ちゃんとした就職はひとまず諦めることとなりました。

新卒就職者の3割以上は3年以内に離職しているという話もあります。だとしたら俺は絶対その3割に入る。大学のゼミで雑務ができなさすぎて教授に締められ普通に精神をアレしたので、絶対の自信がある。むしろその経験から自分に就職は無謀だと学んだので下手にできると勘違いして就活を頑張らずに済んだ分、3割の離職者に対し既にアドバンテージがあるとも言える。こういった詭弁で人生を乗りこなしてきました。

というか、「コミュニケーション能力」「面接」「自己分析」「リクルートスーツ」「ガクチカ(←これだけは本当に気持ちが悪いからみんなで無視したい)」といった単語を聞くだけでゲボをゲボゲボ吐いてしまうので土台無理でした。そういう人間もいる。それをありのまま受け入れるのがシャイニーカラーズ、だから…



まあ私の現実は別にアイドルマスターではないのでこのままでは全然ろくに生きていけなさそうです。今春からは一旦フリーランスを名乗ることになるらしいけど、なんの実績もないので、現状の私は人間型の馬糞でしかありませんね。 

この記事は本来自己紹介として書き始めたのですが、そうとは思えなくなってしまった。俺の人生っていっつもそう。

果たしてnoteは続くのでしょうか。そして誰か一人くらいの目には留まるのでしょうか。留まったところでキモすぎるから終わりかも。ぜひまたお会いしましょう。

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