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#14「読書が苦手な人におすすめしたい本」

クリエイターの人って、というかクリエイターの人に限らず

本を好きな人って定期的に読むし、好きじゃない人って全く読まないと思うんですけど

(ここまで、当たり前のことをそれっぽく言ってみました)

僕は本が好きな方の人間です。
が、なかなか時間が割けず1〜2ヶ月に1冊ペース。
読みたい本を片っ端から網羅できればいいんですがそうはいかず。

そんな僕が「この本を読もう!」という決め手になるのは
自分が好きな人が書いた本や自分な好きな人にフォーカスを当てた本、
他にもメディアやSNSを通じて自分の好きなタレントさんやコメンテーターの方がおすすめする本だったり、友人知人からの面白かった!っていう本を読んでます。

本を読む良さって、文章を頭の中で想像して情景を見ることだと思います。
映像(TVやYouTube)や絵(雑誌やマンガ)は直接的に情報が入るけど、本(書籍)は間接的=読んで想像することで頭を働かせることが違いかなと。
直接的に情報を得ている人にとって入り口のハードルは多少高いですが、
何か一冊手に取ってみてください。騙されたと思って。
(もちろん僕が紹介する本じゃなくてももちろんOKです)

ちなみに、音楽の趣向もそうですが「このジャンルだけが好き!」というタイプではなく俗に言う雑食なので
今回は自身の体験を基にしたビジネス書、歴史解説、エッセイ、短編集とジャンルもバラバラに紹介してます。
読書が苦手な人でも読みやすい作品を選定したのでもし興味ありましたら。


①なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?

著)村山太一

海外で修行した後、日本に帰国してレストランを営む著者がサイゼリヤでバイトをして感じたことをまとめた一冊。
そもそもなぜそんな凄腕の料理人がファミレスでバイトを?ってところなんですけど、納得しかないです。
常に「見る・聞く・知る」ことで情報をアップデートしていく重要性を教えてくれます。無駄は省こう。


②僕の人生には事件が起きない

著)岩井勇気

お笑いコンビ”ハライチ”の岩井さん初のエッセイ。独特なネタのハライチ岩井さん視点で日常の出来事で感じる違和感や疑問を実際のエピソードを交えて書き綴った一冊です。
1エピソードあたり10ページほどなので時間がないけどちょっと読みたい時にピッタリです。

個人的に好きなのは「コーヒーマシンに振り回される話」です。バニラかそうじゃないか。


③13歳の君と戦国時代の戦の話をしよう

著)房野史典

芸人さんの著書がまた出てきましたが、お笑いコンビ”ブロードキャスト”の房野さんが書いた歴史解説本。
4時間で500ページを一気読みしました。
戦国時代の出来事をちょっと深掘りして
「本能寺の変にまつわる諸説」だったり
「豊臣秀吉、中国大返しについて」なんかを書いてます。
1ページあたりの文字数が少ないので字がびっしり埋まってるページってだけで嫌気が差してしまう人にオススメです。

個人的に好きなのは”長篠の戦い”が実は徳川vs武田だった話です
(さらっとネタバレしたけど、なぜ織田vs武田になったのかはしっかり説明されてます)


④フィッシュストーリー

著)伊坂幸太郎

“ゴールデンスランバー”や”重力ピエロ”の伊坂幸太郎の短編集。
4つのエピソードが収録されていて、短編集は小説を読む入り口としてピッタリです。

この中で好きなのが"ポテチ"という、空き巣ととあるプロ野球選手との話。
強いのか弱いのかよく分からない主人公が絶妙オブ絶妙。
ちなみに映画化もされていて、そちらも68分なのでサラッと見れちゃいます。

長編小説は物語が結末に向かって進んでいくから読書の習慣がない人にはハードル高いけど、短編集なら1話あたりのページ数も少ないし、
エッセイも各セクションごとに話が区切られていて絶対に最後まで読み切らなきゃいけない!というわけでもないので
そういう所から読書を始めるきっかけになってくれれば嬉しいです。

あ、、あともう一冊。


⑤レンタルなんもしない人の”やっぱり”なんもしなかった話

先日5周年を迎えたレンタルなんもしない人さんの最新作。

一気に読むもよし、ちょっとずつ読むもよし。お好きなペースで読み進められます。

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