#7 「10倍頑張らなきゃいけない」
クリエイターの人とクリエイターを目指している人、両者の違いはクリエイティブに割く時間(割ける時間)が圧倒的に違うということです。
この差を一体どう埋めるのか?
結論から言うとほとんど埋められません。
経験も技術も情報も全てにおいて差が離れていくばかりです。
①クリエイターとして活動する人の環境
仕事としてクリエイターをしている人は、仕事の時間がクリエイティブになるため
仕事=実績となります。
なので、仕事をするほど実績を重ねて報酬も得られます。
1日あたり8時間以上がクリエイティブに割ける時間となります。
②クリエイターを目指している人の環境
仕事としてクリエイターをしていない人は仕事以外の時間がクリエイティブになるため
仕事≠実績となります。
仕事をしても実績を重ねることが出来ません。
そんな人たちは仕事以外の時間がクリエイティブに割ける時間となるので
平均してせいぜい1日2時間ほどでしょう。
③時間の他に生まれる差
それはインプットの違いです。
クリエイターとして活動するわけですから、仕事で関わる人もクリエイティブに関わる人たちです。
そんな人たちと打ち合わせや情報交換が出来ます。
「最近面白いもの見つけたんですけど知ってます?」
こんな一言もただ思いつきで言ってるのではなく
・どういうポイントを押さえているのか?
・どのターゲットに上手くリーチしたのか?
を、話す側が無意識のうちに掘り下げたものを薦められるので
他愛もない世間話ですらインプットになります。
一方で、クリエイターを目指している人は
"面白いもの、流行っているもの"
を自分でインプットしなければいけません。
なので、情報量の差が格段に生まれてしまいます。
お金と実績は似てると思っていて
投資をする人は投資する1000万円を持ち合わせているから投資ができるわけであって
持ち合わせていない人はそれが出来ません。
「個人事業主になって飲食店をオープンさせるぞ!」
と思っても開業資金を持ち合わせていなければ出来ません。
そうやって実績がある人は実績を重ね続けていき、実績がない人は打席にすら立てません。
実績と言えば、
「青森に初めてサイゼリヤが出来ました!」
とタレントの王林さんが投稿したニュースを昨日見かけましたが、
サイゼリヤの企業努力によって積み重ねてきた実績が話題になるので
僕が同じクオリティとシステムを持ち合わせて青森にイタリアンレストランを開いても一切話題になりません。
④広がり続ける差
クリエイターを目指す人が1日2時間クリエイティブに割いても
単純に時間にして4倍、
インプット量の違いもあるのでざっくり10倍ほどの差が生まれます。
しかも1日2時間を毎日続けなければなりません。
「たまにはゆっくり」などと言ってられません。
クリエイターを目指す人が戦うのはそういう世界線で、
誰も応援してくれないし、誰も手を差し伸べてくれません。
圧倒的不利な状況って分かっていながら自分で掴むしかないんです。
生きるか死ぬかの毎日を必死で。
部活じゃなければサークルでもありません。
「自分のペースで、、」って言ってるならいっそ
「趣味でやってます!」と高らかに宣言した方が周りが評価してくれると思います。
⑤競馬の一口馬主
じゃあどうする?って話なんですけど、
競走馬の業界では一口馬主(共同馬主とも言う)という仕組みがあって。
細かく説明すると(色々ここはちょっと違うよってとこはありますが)
簡単に言うとこの人たちは馬1頭を100人とかが1/100ずつお金を出し合って、レースに勝てばその賞金が分配されるんですね。
この人たちは馬1頭を買うだけの資金を持ち合わせていないが
一口馬主で集まることによって1頭の馬がレースに出走します。
EIGHT laboもこれに近いもので、クリエイターを目指す人の時間を集めることで
1人のクリエイターが出来上がります。
⑥カバー企画を例に挙げてみる
先日ジネディーヌ次男氏がスタート(勝手に)したカバー企画も
編曲と映像は他の人がやっています。
これがジネディーヌ次男氏1人でやるとなると
全部スマホでやるしかなくて
「まぁ、、まぁ、、」って感じに多分なると思うんですけど。
クリエイターが集うことでこのクオリティが2倍3倍…10倍と上がっていきます。
(余談ですけどお洒落アレンジって言って「いや、メロディ変わってるやん!!」は腹抱えて笑いました)
そうやって、集合体として戦っていく。
これがクリエイターを目指す人たちの戦い方ではないでしょうか?
あと、1人じゃないって結構気が楽になりますよ?
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