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社員インタビュー第9回:挑戦と失敗を繰り返し、800のさらなる飛躍を目指す

800社員にこれまでのキャリアからコンサルティング業界、そして800で働く魅力を聞く社員インタビューシリーズ。

第9回はコンサルティング第2本部 グループ長の渡辺さんに、仕事のやりがいや800で働く面白さなどをお伺いしました。
「挑戦を後押ししてくれる組織風土が大きな魅力」と語る渡辺さんのインタビューを通して、800で働くイメージを持っていただければ幸いです。

自社で新しいことに挑戦し続ける面白さ

ーまずは、渡辺さんの現在のお仕事内容を教えてください。

コンサルティング第2本部というグループのマネージャーをしています。

メンバーの育成やモチベーション管理などのピープルマネジメントと、担当プロジェクトの設計やクライアントへの提案などのプロジェクトマネジメントが大きな役割です。また、提案した施策を実行に移していく、プレイヤーとしての役割も同時に担っています。

チーム全体を動かしながら、プロジェクトの成果を最大化させていくために、必要な仕組みを作ったり、采配をしたりという仕事ですね。

現在は、大手金融グループの会社を支援しています。プロジェクト人数も30名規模、売上規模も大きく非常にインパクトのある案件です。多くの方々の力を借りながら、一緒にプロジェクトを進めていける仕事に非常にやりがいを感じています。

ー渡辺さんは新卒でマクロミルに入社されていますよね。800に転籍されるまではどのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?

2ヶ月間の新卒研修を経て、電通との合弁会社である電通マクロミルインサイトに出向し、営業職としてキャリアを積んできました。

4年ほど電通グループに常駐勤務した後、2019年1月にマクロミル本社に戻り、現在に至ります。

ーキャリアを迷われた時期もあったと聞いたんですが……。

そうなんです(笑)。営業職時代は、クライアントの課題解決手段として“リサーチ”というソリューションを提案していました。

マクロミルのリサーチソリューションには確固たる自信を持っていた一方で、幅広いマーケティング領域において「必ずしもリサーチだけが課題解決手段ではない」と感じるようになったんです。

そんな時、マクロミル内では「手段を限定しない“コンサルティング”事業を立ち上げよう」という動きが出ていました。その話を聞いて「コンサルティング事業なら手段に固執しない本質的な課題解決ができる上に、自社内で新しい事業を作っていくという貴重な経験もでき面白そうだ」と考え、社内公募制度を利用して異動を願い出たんです。

ー新規事業の立ち上げともなると、やりがいはありそうですが、大変そうですね。

そうですね。新規事業の立ち上がりが見えてくるまでには、たくさん失敗もしましたし、試行錯誤の繰り返しでした。

最も苦労したのは“マクロミル=調査会社“というクライアントからのイメージが定着している中で「コンサルティングなんて本当にできるのか?」と門前払いされてしまうことでした。鶏と卵みたいな話で、信頼していただけなければ取引まで至りづらく、とはいえ実績がなければ信頼しづらいのも当然です。「自分たちなら絶対にうまくやれるのに・・・」というもどかしさと同時に、信頼を得られない自分の能力不足を反省することも少なくはありませんでした。

しかし、そうしたトライ&エラーの過程でさまざまなクライアントとお話する機会を得て「データ利活用の内製化を目指しているが上手くいっていない」こと、また「その多くの問題は現場にある。さらに言えば上層部と現場のつなぎ目にある」ということを実感できたんです。データ利活用についてはまさにマクロミルが自社内でナレッジを持っている分野でもあり、それをクライアントの中間層・現場に提供するだけでも、顧客にとっては大きな価値になるはずだと確信しました。

そうしてでき上がったのが、データ利活用コンサルティング事業です。その後、カバーする領域がデータ利活用以外のマーケティング全般の支援に広がり、今の800へとつながっていきました。

大変なことはもちろん多かったですが、会社や仲間の後押しもあって、難しいながら良い仕事を任せてもらえたことは、何物にも代えがたい経験だったと感じています。

ー転職という選択肢もあったと思いますが、考えたことはなかったのでしょうか?

転職の選択肢もありました。ある程度データ利活用コンサルティング事業の方向性が見えてきたタイミングで、自分の中でひと息ついてしまって……。

その際、組織として確立されているコンサルティング会社で働くことも検討しました。大手のファームで、規模の大きい経営戦略や事業計画の立案に携わるのも一つの道かなと感じたんです。

しかし、実際に外資系のコンサルティング会社にも話を聞いていく中で、データビジネスに関しては自社(マクロミル)のアセットが強力であること、人材の優秀さでは遜色がないこと、そしてあらためて自分がこの組織の仲間が好きなことを再認識し「転職せずに自社で新しいことに挑戦し続けよう」と結論を出しました。

社外に目を向けて初めて、マーケティング領域における自社の知見の深さや、とくに実務力の高さを感じたんです。高いところから戦略を考えることも尊いのですが、クライアントからは現場での実務力を評価いただいていましたし、私自身も「実行(現場)が伴ってこその戦略であり、真の課題は現場にある」と考えていたので、それならば自社に残った方が理想とするキャリアを歩めると思いました。

ちょうどタイミング的にも、マクロミルの一事業部という立ち位置から法人化して800になることが検討されていた時期。そういうフェーズで働けることを楽しみたいと意思決定をしました。

失敗を恐れず、果敢な挑戦を称賛してくれる組織


ーお仕事をしている中で800の魅力だと感じていることを教えてください。

私の中では「チャレンジを歓迎してくれる」というところが、800ひいてはマクロミルグループの魅力だと感じています。

これは新卒で入社した当初から実感していたことで、電通グループへの出向も「やりたいです」と手を挙げた時に、新卒1年目の私の希望を受け入れてくれたんですよね。

組織として挑戦を後押しし、新しい取り組みをした上での失敗を責めることはしません。「失敗はしたけれど果敢に挑戦をした」というところがフォーカスされます。

誰もやったことがないことに失敗はつきものです。私自身もそこから学び、這い上がる胆力を養ってきたと自負しています。本当に良い経験をさせてもらえていると思っていますね。

ーたしかに、渡辺さんはいつも挑戦されている印象が強いです。働きやすさの観点ではいかがでしょう?今年は育休も取得されましたよね。

そうですね。今年2人目が生まれまして、長期でお休みをいただきました。800では育児休業制度をみんなが当たり前に取っています。経営層の方も積極的に取得していて、育児と家庭の両立を大事にしてくれる組織です。

メンバーがしっかり引き継ぎを受けてくれて、休暇中もなんの心配もなく育児に専念できました。何より、クライアントも育休取得を応援してくれたのはありがたかったですね。

マーケティング支援といえば“800”と思ってもらえる存在を目指して

ー今後の目標を教えてください。

800という会社の認知度を上げていきたいです。

現在は、業界のことをよく知っている方でも「800=マクロミルグループの事業の一つ」という認識だと思います。

私たちが目指しているのは「マクロミルって800の親会社だったんだ」と言われるまで、会社を成長させることです。もちろんネームバリューや、売上規模ばかりが大切なわけではありませんが。

そのためには、まずは一つひとつの企業に、大きな影響を与え続けることが大切です。先述したとおり、私は現在金融グループの一事業を支援させていただいておりますが、ゆくゆくはその事業がクライアント社内・グループ全体に大きな影響を与える存在にしたいというのが私の目標です。

「マーケティングやデータ利活用の裏には800あり!」と言われるくらいの存在になることを目指しています。

ー最後に、現在キャリアアップを目指して新たな挑戦を模索されている方へ、採用メッセージをお願いします!

これから会社が成長していくためには、さまざまな方の協力が必要ですし、多種多様な人材が活躍できるような組織にしていくべきだと感じています。

その上で、どんなことであれ「チャレンジ精神」を大切にしている方とぜひ一緒に働きたいです。

私自身もそうですし、諸先輩方もこれまで多くの挑戦を繰り返し、時には失敗してきました。もちろん失敗した時は「やってしまった!」と思いますが、そんな時にもいろんな方が力を貸してくれます。

幾度となく組織やメンバーに助けられてきた安心感があるからこそ、果敢に挑戦してこれたと身を持って感じています。

そんな私たちと一緒に、新しいことにチャレンジし続けてほしいですね。

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