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うたプリSSSから舞台演出機材を知る

このnoteではうたの☆プリンスさまっ♪SHINING STAR STAGE(SSS)の舞台演出の機材、主に照明のことを書いていきます。


この回はプリンスたちの話はほぼないので、その辺りは他の方たちの素敵なレポをご覧ください。プリンスたちのライブをより素敵にする照明や演出がどんな機材で成り立っているかに注目している内容です。知ってみると、いろいろな技術を巧みに使っていて奥が深いのです……。ただ、私も推したちを見ながらの記憶なので間違ってるとこもあると思います。ご了承ください。また、説明のイメージが付きやすいように機材などのリンクを貼っていますが、今回のライブで使用された機材ではないのでそちらもご理解ください。あくまでイメージです。

照明機材のお話

話しはじめる前に、私は照明が専門なので音響のことはまるっきり分からないです(逆に詳しかったら教えてください)照明以外はふんわりした知識なのでご了承ください。

愛島セシルさんがTwitterに載せていたステージの写真があるので、それも見つつ読んでください。


まずステージセンターの上空にはLEDライト。これがメンバーのバックライト的な、スポットライトの役割でした。この機材はステージの階段上や客席上空なんかにもありました。下記イメージ機材。


このライトが楽曲のパートの歌い分けで担当カラーに変わっていて、芸が細かい!最高!ってなってました。シャニライのライブ画面ありますよね?あれのスクリーン上の照明みたいな感じです。これ。

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私はバックライトと表記していきます。

同じくステージ上空には星球もありました。お星様のように見せる、豆電球みたいな機材です。四ノ宮那月さんのソロとNIGHT DREAMで使われてた記憶。下記参考写真


客席上にはミラーボールもありました。これはおなじみですね。下記リンク先のサイズ感でいうと使用していたのはおそらく2尺(60cm)か3尺(90cm)だったんじゃないかなと思います。だいたい1つのことが多いから3つあると派手さが増して良きですね。寿嶺二さんのソロ、聖川真斗さんのソロ、ST☆RISHのShining☆Romanceなんかで使ってました。下記イメージ機材。


他、ステージの階段にムービングライトが置かれてます。ムービングライトは中にゴボって言われるネタが複数入ってて、これを使い回していろんな光のビームを出します。ライトの光源が動くので、照らす向きを変えたり、サーチライトになったり、万能ライトです。下記機材イメージ。


ライブ照明とか舞台演出の主流なので他でも見かけてるかと思います。これも客席上空にも吊られてます。

また、以下の話はおそらく表現方法的には映像なんですが、演出的に見ると照明の分類に入るのであえて照明として説明します。

客席側2・3バルコニーのさらに上にピンスポットがあります。以下略名でピンと書きます。ピンは基本、客席側からステージ上の人をピンポイントに照らす人力のライトです。分かりやすくて完結なwikiがあったので拝借します。


ガーデンシアターみたいなホールは、だいたいピンが4台あります。今回のライブでQUARTETTE NIGHTの楽曲では一人一台でピンを当ててました。そうなると、ST☆RIHの楽曲では7人にそれぞれにピンを当てるのは物理的に無理なんですよね。なのでST☆RIHの楽曲はソロの歌唱パートか2・3人で別れて歌う時にピン使ってました。多分だけど。ピンを使わない時は全体的にステージを明るくしてました。でもよくよく考えて、3Dライブで映像演出のピンならそこまでリアル再現しなくてもよくないです????だって、ST☆RIHそれぞれにピンが当たってたとしても、多分誰もなんにも思わないですもん。リアル追求凄くないですか!?!?初めてSSS見た時、本当にピンを使ってるんだと思いましたもん。そういう細かい演出にめちゃくちゃ感動しました。個人的にピンの小技が大好きなので後に楽曲のとこで勝手に話します。

ピンと同じく、映像演出らしき照明でフットライトもありました。足元から照らすのでフットライト。以下のURLでは照明用語で「ころがし」と記載されてます。また、このリンク内だとフットライトは別の機材の説明で書かれてますが、基本一緒です。同じリンクに他の照明用語も載ってるので(ピンもことも書いてますね)覚えてみるとちょっと照明オタク度が上がります。


ピンもフットライトも後ろに影が出て、これによってプリンスたちの立体感が際立ってました。『そこに存在している』っていうのが違和感なく見せられる。影の使い方、見せ方が効果的だ……!!感動……!!

ここからは照明以外の演出のお話

舞台セットは柱があって柱の上に電飾のついた星型のオブジェがありました。あとセンターの門みたいなでっかい飾り。この飾りも電飾が仕込んであって、曲の演出ごとに色が変わってました。下記イメージ機材(リンク先、階段の部分が電飾)


電飾は照明とちょっと違くて、例えるなら、イルミネーションの明かりですかね。舞台で使用してるのはもっと精密に色の変化ができる機材です。ここでは照明と別で電飾と表記します。

アイドルたちの3Dを写すスクリーンと(メタ話ごめん)、さらに後ろにもう一つスクリーンがありました。映像演出系はおもにこっちの奥のスクリーンに出てました。ハートのなんかとか。

あと特殊効果としてはジェットスモークとバブルマシーンがありましたね。ジェットスモークは一十木音也さんのソロで使われてたあのブシューッ!!って勢いよく出るスモークです。特別感あっていいなぁ!下記イメージ機材。


バブルマシーンはShining☆Romanceの大サビで飛んでたシャボン玉を出す機材です。ラストにふさわしい夢と希望のある演出でしたよね!め〜っちゃ素敵!下記イメージ機材。


ざっくりなのに長くなりましたが、SSSの舞台で使われていた機材のお話でした。以上をなんとな~く頭に入れてもらって、次から楽曲ごとに照明とかの演出のお話をするので、読んでもらえたらと思います。今回の機材のお話は他のライブや舞台でも生かせる知識なので、舞台をさらに楽しむ材料にしてください!舞台の演出には照明以外にもいろんな機材を使っています。そしてそれをプログラムしたり設置したり操作したり、本当にたくさんのスタッフの方が関わって成り立っています。圧倒的感謝……!!素敵な空間演出をありがとうございます!!

色々抜けていたり間違いもあるかと思うので、何かあれば教えていただけると幸いです。また、ご質問などもコメントや以下のリンクからいただけたらと思います。よろしくお願いします。次のnoteはこれから書きます……!