勉強から学習、そして学びへ
先日、職場で学校3.0の話になりました。
学校1.0「勉強」
学校2.0「学習」
学校3.0「学び」
詳しい内容と違いは上のpdfで確認をしてもらいたいのですが、society〇.〇に合わせた学校のバージョンのことを言っています。
そのとき、多くの先生が「教育」と「学習」も違い、「勉強」と「学習」と「学び」の違いをあまり認識されていなかったので紹介します。
これだけ見ていても気が付く着くことが多くあります。
まず「教育」と「学習」では、内容にあまり違いはないですが、視点の違いがみえてきます。
「教育」は教えるひと目線、「学習」は学ぶひと目線
成人教育なら、成人を対象に教える人の話をしていて、成人学習なら成人を対象に学ぶ人の話をしているという感じです。
つぎに、「勉強」と「学習」と「学ぶ」では、知識や意味を身に付けるということには違いはないですが、能動性の度合いが違います。
「勉強」はやらされる、受動的、「学ぶ」は気が付く、自分でやる、能動的、「学習」はその間のようなイメージです。
ここで、主体性は議論されていないことには気をつけなければいけないと思います。主体的に勉強している人もいると思います。また、受動的だから勉強はダメということもないです。自分で学べる人は多くなりませんし、それだけの学習ニーズがなければなりません。受動的より能動的な方がいいという議論はここでは行っていないという確認をしておきます。
この違いを理解することは、教育の現場にいる人であるなら特に必要なことだと思います。普段出てくるこれらの言葉をこれからは意識的に使ってみてください。
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