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【これから「副業」する人におすすめの知識】『小さな検証』について

こんな人におすすめの記事です。

  • これから副業をしたい人

  • 働きながら独立の準備をしたい人

  • 新規事業開発などに携わっている、あるいは興味がある人

こんな悩みはありませんでしょうか。

  • アイデアを思い付いたけど、検証の仕方が分からない。

  • 検証したがなんとなく結果に満足できず、進まない。

  • アイデアに対してなにを検証したらいいか分からない。

こんな悩みを抱いている人に向けて記事を書きました。
主な原因は、検証計画が検証目的を考慮して検証できていないことが多いです。
今回は、その悩みが解決できるよう『小さな検証』についてまとめました。

『小さな検証』とは

 少ないリソースと短い開発期間で必要最低限の機能を実装したサービスやプロダクトを作成して仮説の検証を行います。そして、検証結果から事実確認するプロセスです。
 この確認された事実から仮説が正しいかどうかを確認し、その仮説が正しい場合には、その仮説に基づいて行動することができます。仮説が正しくない場合には、その仮説を修正することができます。
仮説検証は、事実に基づいた判断を行うために非常に重要なプロセスです。

『仮説検証をする目的・意味』

 検証時点における事実を確認して、仮説が正しいかどうかを判断することが目的です。
仮説を因数分解し、複数の検証ポイントがある場合、その検証ポイント毎に検証結果から得られた事実を考察し、仮説を磨き上げていくことになります。思うような結果が得られず、検証と修正を繰り返すことになったり、仮説を変更したり、別のアイデアに転換したりするケースも発生すると思います。
仮説検証は、アイデアを推進するかどうかの重要なマイルストーンとも言えます。

【検証する際の4つのポイント】

以下のポイントを検証に盛り込むことで、手戻りや無駄の削減を図ることができます。

以下のポイントを検証に盛り込むことで、手戻りや無駄の削減を図ることができます。

 ①Customer Problem Fit(CPF)

 顧客に課題があるか、課題がある場合はどれだけ深い課題かを検証すること

 ②Problem Solution Fit(PSF)

 顧客の課題をサービスによって解決できるかを検証すること

 ③Solution Product Fit(SPF)

 ビジネスや製品・サービスの実現可能性を検証すること

 ④Product Market Fit(PMF)

製品・サービスが顧客の課題を解決するために最適な市場に参入しているかを検証すること

【検証に有効なフレームワーク「MVPキャンバス」について】

小さな検証の前には、MVPキャンバスを活用して準備をすることが有効的です。
MVPキャンバスには以下の項目があります。フレームワークに当てはめることで、目的から離れることなく仮説検証を行えます。
※MVPとは「Minimum Viable Product(必要最小限の機能をもった製品)」の略

■検討項目

 1. 仮説 Hyphothesi/Assumption
 2. 何を学ぶのか What to lean
 3. どのようにMVPで仮説を検証するのか How to Validate the Hypothesis with MVP
 4. 実証に必要なデータ・条件 Criteria of Validation
 5. 何を作るのか What to Build
 6. MVP構築に必要なコスト Cost of Developing MVP
 7. 実証に必要な期間 Time of Validating Hypothesis
 8. 回避できる/発生するリスク Estimate of Future Risk/Chance
 9. 結果 Result
 10. 得た学び Goal

■MVPの仮説検証のプロセス

以下のようなフローでこのフレームワークを活用します。

  1. 仮説を選択する

  2. MVPキャンバスを組み立てる

  3. MVPを作成

  4. 改善点を把握

検証結果から仮説がより確からしいものになっていたら、本番のリリースへ向けて次のフェーズに移行します。
ご参考になれば幸いです😊

『小さな検証』のまとめ

《本記事のまとめ》
 小さな検証は、問題を特定し、解決策を見つけるための手掛かりを見つけることができます。その手掛かりを得て、次にどうするかが大きな問題となります。
 アイデアをビジネスに変換できると思える事実を確認できると次のフェーズへ進むことができます。一方で、そのアイデアを諦める判断を迫られるケースもあります。しっかりと判断ができるよう的確に検証するように計画することがこのステップでのポイントです。

※次回の「事業計画書」について記事を書きたいと思います。よろしくお願いします。


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