杉崎 ミルク

映画のことを好き勝手書いてますん

杉崎 ミルク

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最近の記事

氷室蓮司

あくまでファン向け。 私は日本統一を10話程度しか観てない初心者も初心者。 それでも泰風さんはかっこいいし、演じる氷室というキャラも好きなので映画館に行きました。 結果、楽しかったです。 日本統一を全く知らない人の入り口としても楽しめると思います。 ただ、日本統一は人気もあるしこうやってスピンオフ映画も作れて、なおかつ主人公の話なのだからもっとお金を掛けて作って欲しかったなぁ。 色々安っぽいのは本家統一もそうだけど、そのクオリティのまま大スクリーンは少しキツイところも

    • 貴公子

      トレーラーを見ると、いわゆる韓国ノワールの臭いがぷんぷんとする。 あの鬱々とした雰囲気がたまらない人にはそそるトレーラー。 だが本作は鬱々としてない。 それどころか主役の掴みどころのない飄々としたキャラも相まってだいぶエンタメな仕上がり。 鬱々とした韓国ノワールを求めて行くと拍子抜けする。 とはいえこの映画自体は一定のクオリティも保たれていて楽しい。 同監督の作品「The Witch 魔女」や「The Witch 魔女2」にも見られたようなシーンもあり、この監督の作品が

      • リンダはチキンがたべたい!

        リンダちゃんがチキンをどうしても食べたい。 それはお父さんとの思い出だから。 子供向けとは言わないけど、子供にも全然観て楽しんでもらえる作品。 正式名称は知らないけど、クレヨンのような質感で観ていて飽きない。

        • オッペンハイマー

          みんなノーラン作品を難しく考えすぎ。 真面目すぎ。 オッペンハイマーはあくまで“娯楽作品”であり、ひとりの伝記物。 原爆という日本にとってはナイーブなテーマを扱っているがために娯楽として観たらダメというバイアスが掛かるのは分かる。 けどこれはそういう作品ではなくサスペンス要素を含んだあくまでエンタメ。 人物の名前を覚える必要もないし、予習もいらない。 アメリカ人だってオッペンハイマーに詳しい人なんて一握り。 これから鑑賞する方はそんなに構えず、オッペンハイマーが置かれ

          レッドシューズ

          バレエだけしてる。 主人公のお姉ちゃんが事故で亡くなり、そのショックでバレエが出来なくなり不良化。 そこから更生して再びバレエで輝くという王道ストーリー。 王道ゆえに、カメラの撮り方など工夫が見てとれる。 更生部分が弱く短いため主人公の苦悩が分かりにくい。 肝心のダンスシーンもは先述したようにカメラワークやカット割に力を入れているので楽しめる。 とはいえ、よほどのバレエファンじゃない限りわざわざ劇場に行かなくても良い。

          レッドシューズ

          『ビニールハウス』

          3.2(5点中) 認知症や高齢化社会をサスペンスフルに描くのはもう飽きた。 特に大きな展開もない。 つまんなくはないけど、期待しすぎると痛い目にあう。 清々しいまでのバッドエンドなので、そのへんは好み。 半地下にケンカ売るのは早すぎた。

          『ビニールハウス』

          『変な家』

          3.0(5点中) ※ネタバレあります 怖い話のネタに困ってた動画配信者が、変な間取りの家を教えてもらい、それを探求していく話。 前半は面白い。 佐藤二郎のキャラも手伝って、さながら謎解きアドベンチャーのようなワクワク感。 後半はつまらない。 結局、明治時代だの、古い屋敷だの、よく分からん儀式など黄ばんだお話にうんざり。 佐藤二郎をはじめとした出演者のファンなら観るべき。 ありきたりな展開でも楽しめる人もおすすめ。 それ以外の人はサブスク待ちでオッケーです。