妖怪大戦争 / YOKAI MONSTERS SPOOK WARFARE(1968年12月14日劇場公開)
日本のスースクの起源はこれじゃないかな。
ファーストショットからワクワクしますね。何か大きな災いが発生しそうな場面。
日本の妖怪としては初めに河童が登場しますが、何故か河童の言うことを他の妖怪たちは信じないという設定で話は遠回り。
お家が外国からやって来たダイモンに乗っ取られて大変な状況なのに、まず妖怪たちはお侍さんを怖がらせる始末。
ダイモンは悪魔=デーモンが由来ですね。バビロンから来たという設定。当時のg外国コンプレックスが具現した形ですね。
本作のいいところは日本の妖怪がそれぞれに対ダイモン戦を挑んでいるところ。VSろくろ首とか凄いです。ストーリーの転がりは遅いですが、各妖怪の戦い方をじっくりと楽しむことが出来ます。
最後はポスターのように大勢で立ち向かいます。人間を観察者にして妖怪を全面に出したプロットはリブートで観たいと思わせるほど魅力的でした。
海外のマニアの間でもカルト化しているようです。
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