映画「天気の子」感想、あらすじ、ネタバレ
君の名は。とは決定的に違う映画
「今から晴れるよ」で、お馴染みの天気の子であるが、世間的一般的に見ると、何が伝えたかったのかわからない、メッセージ性の欠落などといった言葉が多く聞こえる。私はこの映画を見て、「自分の運命に争いながらも、自分自身が行きたい道を選択する若者の胆力」のようなものを感じた。新海誠作の君の名はと類似されることも多いが、決定的に違う。君の名は世界を救うことが大義とされるのに対して、天気の子はその大義に対して自らの意思で世界に破滅を呼ぶという波乱の展開であった。
20代男性
映像がキレイで実写よりリアル
まず、映像が綺麗なことが素晴らしいと思いました。今回は天気がテーマとなっており、雲の様子や雨が地面にたたきつけられる様子などは実写以上にリアルだな、と思いました。
内容についてですが、少し闇があると言うか、大人社会への批判的な要素もかなり含まれていると思いました。帆高が情熱だけで陽菜を助けようと、がむしゃらに進んでゆくシーンは感動しましたね。
それと音楽がやはり良いです。映像とよく合っていて、心を動かされました。
30代男性
何度でもやり直せるメッセージ
わたしが一番感動したのは、陽菜が人柱になって雲の上に行ってしまった後に、帆高が陽菜を救いにいくシーンです。何があっても諦めない、非常に強い帆高の意志がよく表れていたシーンだったと思います。
現代では、良くも悪くも一つのものに執着しない、代わりはいくらでもあるし何度でもやり直せる、という考え方が強いと思います。
その考え方自体は決して悪いものではありませんが、絶対にこれだけは手放さない!という強い意志も時に必要なのだなと考えさせられました。
20代女性
音楽が素晴らしい
まずこの映画の音楽には感銘を受けました。音楽が良い映画は見ていて気持ちがよくなるので好きですが、ラストシーンには映画を見る前から賛否の声を聞いていた通りで、私の中でももやもやとしたものがありました。
東京水没とヒロインの命を選ぶ選択でヒロインの命をという選択には疑問を残しながらのラストになりました。東京は既に水没していたにも関わらずそれでも差し出すと言う点はすっきりとはしませんでしたが、全体的には期待をしていた以上の作品だったと思います。
50代女性
参考記事:「天気の子」DVD/ブルーレイのレンタル開始日や発売日は?フル動画を無料視聴する方法も
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