見出し画像

この空気を含んだとろろが僕の何かを癒す

このnoteは、北海道の田舎に住むアラフィフが毎日つづる日常の動画の補足やサイドストーリーのためのものです。よろしければ動画と合わせてご覧下さい。今回はこの動画についてのサイドストーリーです
https://youtu.be/09ZBpMxGp4c

美味しかった。
食べた後に10分経ってもそう思えたらかなり幸せな食事だと思います。

倶知安町にある農家の蕎麦屋羊蹄山は、通が好むような少し奥まった場所にあるわけでもなく、ごく限られた席数でもありません。

本わさびと濃厚な鰹節でいただく白米や、粒が大きいのに口の中でうるさくない納豆を使った納豆蕎麦などおすすめはいくつかありますが、圧倒的なキングはつけとろそば

とろろとつけ汁のバランスがこれ以外には考えられないのは、そばを啜る時だけではなく、蕎麦湯で割って飲むときですらそう思うのです。

一口啜っては、変わらぬ味であることに安心します。
とろろの粘りがもはや僕の食道に語りかけてくるような気がします。

大丈夫、大丈夫、よくなれよくなれ

どこか食道に不安があるわけでもないのですが、何か癒やされているような気分になって食事の後30分は大きな幸せを感じます。

つけとろ 十割蕎麦大盛り

すり鉢ですりおろしているのでこんなに空気を含むのだそうです。
手間が掛かっていますね。

この日は、人手不足により揚げ物メニューの提供ができないとのこと。
大変な時に手間のかかるメニューを頼む罪悪感はあるのですが、やっぱりやめられない。

ご馳走様でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?