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中年の危機を乗り切るドライブと街角ピアノ、ジェラート

このnoteは、北海道の田舎に住むアラフィフが毎日つづる日常の動画の補足やサイドストーリーのためのものです。よろしければ動画と合わせてご覧下さい。今回はこの動画についてのサイドストーリーです
https://youtu.be/QNzcbjOiRhY

落ち込んでいたせいで歩かなかったのか、歩かなかったから落ち込んでいたのかわからない。

直近一週間の歩数を確認すると、16,000歩しかない。
1日平均2,300歩くらい。
具体的な数値が見えるのは大切。

この一週間、明らかに落ち込んでいた。
誰にも会いたくないし、話もしたくない。
誰かに会って長く話していると、頭痛がしてくる。これはまずい。

無理矢理作った笑顔でも気分が晴れる、と聞いたことがある。
だから、歩いた方がいいだろうと思った。

この日は、普段行かないところに行きたくなって、久しぶりの友人を突然訪ねることにしてみた。

その友人宅につながる山道。車がすれ違いできないほどの細い道。
この道を200メートルほど登れば友人宅なのだが、電柱の入れ替え工事で、関係車両が道を塞いでいた。

車両を移動してもらうまでもない。
車を坂の下のしげみにとめて、歩いて向かう。

急な坂をしっかりと歩いていくが、足が重い。
上り坂で息が上がる。

友人は不在だったのは残念だったが、ここに来ただけで目的が果たせたような気がした。

心拍数があがったせいだろうか。
気分がすこし軽くなった。

こうして予定を整えないで行動するのが好きだ。

帰りに白葡萄ナイアガラのジェラートを食べた。

NHKの番組、街角ピアノが好きだ。
フルーツパーク仁木に置かれたピアノは小学生くらいの女の子二人が演奏してた。

娘が小さい頃に演奏していた曲を聴きながら頬が緩んだ。

街角ピアノはこうであってほしい。
正体を隠したプロが突然演奏したら?みたいなことをする人がいて、そもそもの存在意義を根底からぶち壊してしまう。

今日の仁木町にはそういう人がいなくてよかった。

大都会では、いつプロがやってきて腕前をゴリゴリと見せつけてくるのかわからないから油断できない。息苦しい。

美しいピアノ演奏を聴きながらナイアガラのジェラートを食べた。

明日からはもう少し歩こう。


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