コロナ禍でのお茶出し
とにかくアナログ。前近代的な経営。無駄が多い。そんな会社です。
秘書も兼任しているので、私の優秀な部下が社長室への来客に、お茶を「出します。下げます。洗います。」
「もっとやって欲しい、覚えてほしいこと」があるのに。
「私が会社に在籍している間に、もっと経営・損益計画の作成・分析ノウハウ、PDCA思考過程、業務スキルを伝えたい」のに・・・。
決算報告のために、ステークホルダー数社のところへ社長に同行しました。
湯呑やカップではなく、ペットボトルで提供する会社、スタバのような蓋付紙コップで提供し「お荷物でなければ、お持ち帰りください」という会社。様々な創意工夫。
部下に問いかけました。「お茶出し。面倒臭くないの?」
「・・・ルールですから。・・・」
「ルール? 君は納得してるの? 間違ってるかもしれないよ、そのルール」
「・・・」 彼女の顔は曇る。
「じゃあ、古臭いルールは変えようか。ここ経営企画部はそういう業務改善を提案する部署だから。ここが発案しないと、会社は変わらないよ?」
「(誰かが変えてくれるのを待っのではなく)当事者である自分が声をあげないとずっとこのままだよ。それでもいいの?」
スイッチの入った私は、まくしたてます。(うざい。)
「コロナ禍を大義名分にしてルールを変えられるのは、今このタイミングしかないよ(ピンチをチャンスに)。今すぐ稟議書を書こう。」
年末の出来事でした。
続く。下記にリンクあります。
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