【3日坊主卒業】 7年の英語学習で導いた最強のモチベーション維持方法7選
みなさんどうもです! eichanです!
この度は、本記事にご興味を持っていただき、ありがとうございます。
記事の始めですので、下記簡単に自己紹介をさせてください。
名 前:えいちゃん ♂
年 齢:20代
職 業:英語講師
学習歴:7年(2014年〜現在)
実 績:TOEIC990点/英検1級/全国通訳案内士
性 格:負けず嫌い
Twitter🕊:@eichan_ruh
今回の記事では、
「モチベーションを維持するための方法7選」をご紹介します。
義務教育時代に英語学習を放棄し、20代になってからゼロベースで英語学習を始めた私ですが、7年間の英語学習の中でモチベーションが変動することはものすごくありました。毎年衣替えのように、「あ、もうやめようかな」とモチベーションダウン(笑)
「英語学習=モチベーションが続かない」というイメージをもたれている方も多いと思いますので、今回の記事では私自身の経験も含め、いかにそれを改善していくのかお話させていただきます。
■ はじめに なぜモチベーションが大事なの?
まずはじめに、「なぜモチベーションが英語学習の上で重要なのか」を再度定義してみます。理由は非常に明確で、英語学習の成果はこの3つの要素で決まるからです。
「学習時間」×「学習の質」×「継続期間」
モチベーションは、これら3つの要素全てを最大化するために欠かせないキーになります。
・「学習時間」×「学習の質」×「継続期間」
自分の英語学習経験、そして100人以上の生徒さんを指導してきた経験から、英語学習の成果は間違いなく「学習時間」「学習の質」「継続期間」に依存していると感じます。
そして、それらは全てモチベーションに紐づいています。モチベーションが低いと学習時間は確保できない、集中力が持たず質が下がる、そして途中でやめてしまうということがあるので継続期間は0、という形で負のサイクルに入ります。
つまり、モチベーションは英語学習で成果を出すためには、避けては通れない要素だということになります。逆に、ここさえ高く保つことができれば、成果を出すことがより現実的になってくるはずなのです。
・すべての学習に転用できる
そして、英語学習のモチベーションをこれからご紹介する方法で高く保てるようになると、副次的な効果もあります。
それは、英語でのモチベーションは他の学習やものごとにその方法が転用できることです。私は英語学習でのモチベーションの保ち方を使うことで、自分の嫌いだった「早起き」「ジムでのトレーニング」「毎日の読書」が実践できるようになりました。
英語学習でモチベーションを高める癖をつけることができれば、全体的なQOL(=Quality of Life)が高まることは間違い無しです。
■ 高いモチベーションを維持する方法7選
それではここから、具体的に高いモチベーションを維持するための7つの方法をご紹介していきます。自分自身、今でもこの方法を実践して効果を実感しています。何か一つでもみなさんのためになるものがあれば、嬉しいです。
・【其の一】 明確なゴールを設定し、アクションプランを整理する
高いモチベーションを維持する1つ目の方法は、『明確なゴールを設定し、アクションプランを整理・実行する』ことです。
理由としては、明確なゴールが設定されていれば、そこまで到達するために必要な投下時間やアクションなど、さらに細かく「今日やるべきこと」がクリアになるからです。
多くの場合、モチベーションはやるべきことを考えている間になくなっていきます。
私の場合も考え始めると、「これは本当に効果的なのか?」「今これをするのが効率的なのか?」「今から学習すること、そもそも何のためにやるんだっけ?」など疑念が沸き始め、結果的に学習に着手できないということが多々ありました。
このループに入ってしまうのを防ぐために、毎日やるべきことをクリアにする、つまりゴールを明確にする必要が出てきます。
以下、英語学習における明確なゴールの例、そしてそれらを達成するために整理されたアクションプランを1つ挙げてみます。(ここではわかりやすくするために、定量的スコアのTOEICを使ってみます。)
🏁 ゴール
・TOEIC 800点以上を3ヶ月後に取得したい
📍 現在の状態
・TOEIC600点前後
・平日2時間、休日4-5時間学習時間を確保
⭐️ ゴールとの Gap
・200点
・アクションプランの整理
①目標点数の達成に、どのくらいの時間がかかるか調査する
TOEIC600→800点には、一般的に約350時間の学習時間が必要と言われている。
(こういったデータは調べれば、ある程度すぐに出てきます)
②「学習時間」がどれだけ必要か算出する
現在の学習時間:
約216-240時間 (18-20時間/週×3ヶ月)
必要な学習時間:
約350時間(①で調査)
約100時間ほど学習時間が足りないことがわかる。
時間不足がわかったところで、下記2つのアクションプランを決定。
📌「平日の学習時間を+30分する」
📌「週末の学習時間を+2時間にする」
すると、2.5時間(平日)+6-7時間(休日) × 3ヶ月= 294-318時間 となり、日々の必要な学習時間が明確になります。
③「学習の質」の観点で、ゴールまでに最適な教材を精査する
それぞれのPartで自分の苦手な箇所がどこか判断する。「単語」「文法」「文書への慣れ」「音が聞こえない」など、課題をざっくりとわける。
その課題に応じて、教材を選択していきます。
今の時代であれば、Google上の人気記事や、Twitterなどで多く見かける教材は、高確率で信用できます。それでもわからなければ、私のようなTOEICを詳しく知っている人間や、プロのTOEICER(TOEICに精通している専門家)の方々にDMすれば、ある程度教材は決まっているので大体答えてくれます。
課題とやるべきことがわかったところで、下記のアクションプランを決定。
📌「精査した教材を定着するまで繰り返す」
・アクションプランの実行
①〜③ で整理したアクションプランをもとに、やるべきことをクリアに。そのために、1日ごとのアクションプランを決定&実行していきます。
📌「週末の学習時間を+2時間にする」
📌「平日の学習時間を+30分する」
ここはシンプルに、決めた通り「休日・平日の学習時間を増やす」というアクションを実践します。
📌「精査した教材を定着するまで繰り返す」
教材が決まったら、それを何周すれば自分に定着するのか考えてみて「毎日何ページ進めれば3ヶ月で目標の周回回数に達するか」を決めます。そして、毎日その範囲は必ず進めるというアクションを実践します。
どうでしょうか。漠然とゴールのないトンネルを走るように学習するよりも、上記のように因数分解してやるべきことをクリアにすれば、毎日のモチベーションが維持しやすくなってくるはずです。
・【其の二】 学習のゲーム化をする
高いモチベーションを維持する2つ目の方法は、『学習のゲーム化をする』ことです。
理由としては、学習をゲーム化して夢中になることができれば、自然とモチベーションが高まってくるからです。特に男性は子供の頃にRPG(ロールプレイングゲーム)など、すごくハマって、昼から始めて気がついたら夜だった・・・!みたいな経験をされている方は多いのではないでしょうか?
なぜゲームがこんなに面白いかというと、常に「緊張感」と「ゆるさ」が交互に訪れているからだと考えています。
例えば、最初は難しいゲームも慣れていくとゆるく感じてくるはずです。ただ、そこでボスが現れて一気に緊張感が増します。これを繰り返していくことで楽しくなり、モチベーションを高く維持できるようになっています。
それではこれを英語に転用するとどうなるのか?方法は、3つあります。
・① 学習後に、すぐテストを実施する
これは、学習中に「ゆるさ」を、そしてテストで「緊張感」を生み出すようにする仕組みです。具体的なやり方としては、単語を学習した後にすぐ単語テストを行うといったものです。
例えば、1日30分50個の単語を学んだとしたら、30分の学習が終わったタイミングでランダムに10個-15個くらいテストをします。
その結果を記録したり、自分なりに合格点を作ったりしていくことで、毎日の「何となく」の学習にスパイスを加えることができます。
・② 学習時間を記録し、可視化する
こちらは、学習をするという当たり前の「ゆるさ」に対し、数字にするという「緊張感」を生み出す方法です。
下記のようにグラフ化したり、学習できたら手帳にシールを貼ったり塗り絵をしたり、アプリで学習時間を楽しく記録していくことで、数字を積み重ねること自体に楽しさを感じてきます。ゲームで例えると、経験値が溜まっていくイメージですね。わかりにくかったら、すみません(笑)
[ グラフによる学習時間の可視化例 ]
[ アプリによる学習時間の可視化 ]
📱 おすすめアプリ① 『勉強太り2』
学習時間に応じてキャラクターが育っていくというゆる系アプリです(笑)私はキャラクターに名前をつけて、育てていました。
📱 おすすめアプリ②『Studyplus』
学習時間を記録すると、自動的にグラフなどで可視化してくれる王道系学習管理アプリです。
・③ 定期的に資格試験を受験し、点数を出す
こちらは日々の学習を「ゆるさ」とし、試験の点数が出るということを「緊張感」においています。ゲームでいうところのレベルアップですね。日々の学習でためた経験値を、ここで発揮してレベルの上下を見ていくというイメージです。私の場合はTOEICを使いましたが、点数が出る試験であれば何でもよいと思います。
・【其の三】 「作業興奮」を利用する
高いモチベーションを維持する3つ目の方法は、『「作業興奮」を利用する』ことです。
みなさんは「作業興奮」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、「興味がないようなものであっても、実行・作業しているうちにやる気や集中力が湧いてくる」という脳の作用のことを表しています。
この作用をうまく活用すると、「今日はやろうと思ったけど、やれなかった」→「自己嫌悪」という絶望サイクルを避け、モチベーションを維持することができます。
私が実践していた方法は、「まず3-5分間音読をしてみる」というものです。音読の素材としては、スクリプトを見ながら下記のようなスピーチを活用していました。
この短時間の音読をすることで「作業興奮」の作用が発動し、「もう少しやってみようかな?」という気持ちになり、作業が進むことが多かったです。
もし3-5分やってみて「やっぱやりたくないな」と思ったら、一度ストップするようにしていました。
ここでのポイントは、「ストップしてしまってもよい」というマインドを持つことです。ここでも自己嫌悪してしまう恐れはありますが、それはいったん切り分けます。
しばらくたったら、また3-5分英語学習をしてみて、「作業興奮」がうまく作用するタイミングをまっていればOKです。
これは英語学習だけに当てはまるものではなく、私の実体験をご紹介すると
・「筋トレがしんどい→1分だけダンベル持つ」
・「読書がしんどくい→1-2ページだけ読む」
などをすることで、様々な事柄でモチベーションを高く保つことができるようになりました。
・【其の四】 他人と約束をする
高いモチベーションを維持する4つ目の方法は、『他人と約束をする』ことです。これは、英語学習を一人で遂行していくのではなく、他人の力を借りてしまおうという作戦です。
みなさんの中で「自分との約束は守らない」けど「他人との約束は守る」という方はいらっしゃらないでしょうか?
昔の私は完全にこれで、誰かと約束をしていない状態だと時間が全然守れないのに対し、友達と待ち合わせをしていたり、約束をしていると破ることはなかったです。
これは一般的に、人は他人との約束を守る傾向にあるからこその作用です。なぜなら、他人との約束を守れず「嫌われる」、「仲間はずれにされる」、「信頼を失う」などのことを私たちはとても嫌うからです。
心理学に「プロスペクト理論」(人は、得をするより損することをより嫌う)というものがありますが、まさにこの作用が働き、「人との約束を破ること」で何かを失うことに対して強い拒否感が出てきてしまいます。
これらの性質を最大限活用して、英語学習の中で他人と約束をしつづけることはモチベーションの維持に効果的でした。
・【其の五】 報酬・ペナルティ制度を設定する
高いモチベーションを維持する5つ目の方法は、『報酬・ペナルティ制度を設定する』ことです。
これはつまり「1日○○分学習できたら、ご褒美」、逆に「○○ができなかったらペナルティ」といった形で、学習に縛りをつけることを指します。
個人的に、人間のモチベーションは「ポジティブなモチベーション」と「ネガティブなモチベーション」の2つにわかれると思っていて、報酬は前者、ペナルティは後者に刺さります。
この制度は、具体的であればあるほど良いです。なぜなら、先述した「学習のゲーム化」要素と絡めて、この制度自体が学習のゲーム化に役立つからです。以下、私が実際に試していた報酬・ペナルティ制度です。
[ 報酬 ]
👼 単語学習を10分以上できた
→ コンビニのファミチキ1個
(当時苦学生の私の最高の報酬です w)
👼 瞬間英作文10文を1分30秒以内に発話できた
→ 好きなゲーム10分
👼 TOEICの学習を30分続けた
→ 昼寝15分
👼 オンライン英会話1レッスンできた
→ 海外ドラマ15分
👼 学習を朝に一気にまとめて3時間できた
→ カラオケ1時間
👼 1日5-6時間学習できた
→ サーロインステーキ(一番の好物🥩)
[ ペナルティ ]
😈 1日30分も学習ができなかった
→ 友達にコーヒーおごる
😈 オンライン英会話から逃げた
→ 友達に顔芸披露
😈 決めた学習時間が達成できなかった
→ ポエムを書いて人に見せる
😈 1日1分も学習ができなかった
→ 本気でラブソングを歌って、家族に送る
などなど、様々なことを実践しました。他にもいろいろと試したのですが、報酬・ペナルティの内容を考えるのに大事なポイントは、下記2点です。
・「具体的に目標の学習時間やページ数を決める」
・「極端なものにしない」
(極端なものだと「もういいか」となってしまう)
・【其の六】 締め切り効果を活用する
高いモチベーションを維持する6つ目の方法は、『締め切り効果を活用する』ことです。
「締め切り効果」とは、学習をいつまでに終わらせるかを決めることを指しています。
学生の頃、夏休みの宿題をなんとかやろうとしたのは、「夏休みがあけたら提出しなければいけない」という締め切りがあるからですよね。他にも、締め切りがない仕事はのんびり進めてしまう、という方も多いのではないでしょうか。
つまり人は、締め切りを目前にすると「自然と頑張り始める=モチベーションを上げざるをえない」のです。これを英語学習に当てはめて、毎回の学習をいつまでに終わらせるという締め切りを作っていきます。
[ 締め切りの例 ]
・15時までに、単語帳5ページ終わらせる
・17時までに、シャドーイング30回は終わらせる
・就寝前までに、瞬間英作文50文を全て復習する
・1週間後までに、単語帳1冊暗記する
などなど、短期的なゴールをどんどん設定していきます。(※ 中長期だと、気持ちが緩むのであまり効果がないです)
また、この締め切りを「人に宣言する(他人との約束)」すると、さらに倍の効果を発揮します。
例えば友達に「〜時までに○○を必ず終わらせる!」と宣言するだけでもスイッチが入ります。(そこにペナルティ😈 を追加すれば、さらに効果がアップします!)
個人的におすすめは、返信がこないラインアカウントを友達追加して、そこに毎回メッセージを送ることです。これだけでも、気持ちが引き締まる効果がありました。
・【其の七】 モチベーションを復活させるための、自分の特性を知る
高いモチベーションを維持する7つ目の方法は、『モチベーションを復活させるための、自分の特性を知る』ことです。
これは、モチベーションが下がってしまった時に
・「どうすれば自分が復活できるのか」
・「どういった方法が自分のモチベーション復活に活かせるのか」
を理解することを指します。
個人的に生徒さんを何人も見てきた経験から、一人一人モチベーションの源泉が異なることを実感しています。
上記にあげたモチベーションを高く保つ方法の中で、人によって適しているものと適していないものというのが存在するということです。(ある人にとっては、ネガティブなモチベーションが響き、ある人にはポジティブなモチベーションの方が役に立つ。またはその両方など)
また、方法論だけでなく「その時の気分」などによってもモチベーションを復活させる方法は異なってくる印象があります。
いつまでも自分のモチベーションを上げてくれない施策を試しても意味がないので、色々と試すようにして、意味があるものは取り入れる、効果がないものは捨てるという風にしてきました。
自分にとっては多くの場合、「ネガティブなモチベーション」が活きたので、ペナルティ制度や目標に対する締め切り効果が非常に効果的でした。
上記2つを軸に、自分の気分に応じて方法を変えていく形にして、いくつかの方法をうまく利用していました(気分が落ちている時は、「報酬制度」を利用するなど)。
ぜひ上記の方法を全て実践してみて、自分にあった方法があれば取り入れてみてください。
■ 英語学習の中で私が実際に体験した、モチベーション復活タイミング
ここからは、今までにご紹介した方法を踏まえながら、私が7年間の英語学習で実際に体験したモチベーション復活のタイミングをお伝えしていきます。これらのエピソードの中に、みなさんのモチベーションアップへのヒントがあれば嬉しいです。
・ネガティブエネルギーを全活用した話
これは先ほどの『【其の七】 モチベーションを復活させるための、自分の特性を知る』で少し触れた通り、「ネガティブなエネルギーを全て活用した」という話です。
自分自身が7年間で感じていた、英語に関する「ネガティブエネルギー」は下記です。(書いてみるとかなり重かったです。笑)
・英語が話せず、クラスメイトに笑い者にされた
・英語を始めたら「今さら遅いよ」と言われた
・大学で英語系に転向したら逃げたと思われた
・「英語ができる人は山ほどいる」と揶揄された
・英語が話せなさすぎて、かっこ悪かった自分
・英語が通じない悔しさ
・英語が話せない国というレッテルが貼られている日本
このようなネガティブなエネルギーを定期的に思い出して、何度も何度もモチベーションを復活させてきました。
逆にポジティブなエネルギー(成長実感など)を活用することもありましたが、私の場合はネガティブエネルギーの方が、「じゃあやってやるよ」と下克上魂に火をつけたことは間違いありません。
・承認欲求を満たし続けた話
続いては、なんだかちょっと書くのが恥ずかしい「承認欲求を満たし続けた話」です。承認欲求とは自分の努力や成果に対し、それらを承認されたいという気持ちですが、この承認欲求を満たすことはモチベーションと大きく関係していると思っています。
つまり簡単にいってしまうと、「人から褒められる」ことで得られるポジティブなモチベーションアップ術です。
ただ、私の場合は英語学習を1人で行っていたので、残念ながら褒めてくれる人はいませんでした。むしろ、「そんなことやっても本当に意味あるの?」と周りからは否定されていました。(またネガティブな話に戻ってしまいましたね。笑)
そこで私が使った方法は「自分で自分を褒める」という方法です。これを書くとだいぶイタい奴と思われそうですが、「自分いいね!」「えらいわ!」「すごいじゃん!」と自分自身に言っていました。
時には文字に書いたり、自分で自分に言ってみたり、それを英語で言語化したりしながら、自分で自分を褒めるということをコンスタントにやっていました。
この方法も、人によっては他人に褒められた方が嬉しい方もいれば、逆に自分が自分を認めることが大事、と捉える方もいるので、自分の中の最適解を見つけていくのがよいと思います。
・モチベーションを仕組み化で解決した話
最後は、モチベーションを仕組みで解決したという話です。モチベーション(やる気)というものを「今日は上がる、下がる」「コントロールできないもの」と捉えてしまうのはどうなのか?と思っていた時に、やる気があろうとなかろうと、学習するような仕組みを作ってしまえばいいんだ!と思いつきました。
前章の「学習のゲーム化」や「他人との約束」はこれの一部で、他には「英語学習をルーティン化」するということもしていました。
[ ルーティーン化の実施例 ]
・お昼までは英語の時間
・昼食の時間に英語系YouTubeを見る
・電車では目に見える人や物をテーマに英作文
・歯磨きしながら単語学習
最後の「歯磨きしながら単語学習」のように、元々あるルーティーンに学習をぶち込むのは、かなりおすすめです!
生活の中に英語学習を確立することで、ルーティンを繰り返しやらないと気持ち悪いという状態を作るようにしました。そして、それを破ったらペナルティと、やらないと嫌な思いをするという追い討ちもあり、「短期間で」仕組みを作れたのだと思います。
ちなみに、この朝のルーティンは今も継続的に行うことができているので、長期的な効果があるものではないかと思っています。
■ 終わりに
さて、ここまで色々と書いてきましたが、私も人間なのでまだまだ色々な場面でモチベーションが下がることがあります。ただ、そういったモチベーションが下がる経験は、とても大切なことだと思っています。
なぜなら、モチベーションが下がった時こそ「なぜ自分のモチベーションが下がっているのか」や「次にモチベーションを下げないためにはどうすればいいのか」を考え、自分自身の特徴を知ることができるからです。
私は7年の英語学習を通して、これまでお伝えしてきた方法を思いつきましたが、使ってみるタイミングで失敗があったり、逆効果でモチベーションがより下がってしまったりと、様々な苦い体験もしました。そして7年経った今でも、まだ試行錯誤を続けています。
実はこの記事を書こうと思ったきっかけは、私自身の経験にあります。
私は、7年間ずっと孤独で英語学習をしていたので、モチベーションが下がった時は正直本当に辛く、苦しかったです。弱音を吐ける人もいなかったし、一緒に頑張ろうと励ましてくれる人もいませんでした。当時を振り返ると、ネガティブな経験から、次第に人に心を開くということを拒んでいたのかもしれないですね。
みなさんには私のように辛い経験をせずに英語学習に取り組んでもらいたい、と強く思っています。もちろん人間誰しも気分が下がることはありますが、感じなくていいネガティブな感情は感じない方がいいですよね。
自分自身の経験や独自の方法をさらけ出すことが、少しでもみなさんのお役に立てれていれば嬉しいです。もしモチベーション維持で悩まれている方がいらっしゃれば、どれか1つでもいいので、ぜひ実践してみてください。
特に「他人と約束する」という方法は、今の時代、SNSを使えばとても手軽に実践できると思います。
私も引き続きTwitterで英語学習の情報発信やモチベーションアップのための交流を続けていきますので、よろしければフォローしてみてください🐶♫
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(Twitter🕊: @eichan_ruh)
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、「一緒に」頑張りましょう!
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