『医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる』著者 藤川徳美 を読んで

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『医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる』著者 藤川徳美 より参照。
 不調の原因は、量はたりているけど、質がよくない質的栄養失調

質的栄養不足=糖質過多+タンパク質不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足

質的栄養失調を良くする順番は

①高タンパク質
②糖質制限
③鉄分を満たす
④ミネラル
⑤ビタミン

医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる 著書、藤川徳美

タンパク質量はプロテインスコアで把握せよ

「すべての不調は自分で治せる」より

 それでは何をどれだけ食べれば、十分なタンパク質を摂取できるのでしょうか。必要なタンパク質の量について、最近では、一般的に食品のアミノ酸スコアというもので換算されます。
 しかし私は、アミノ酸スコアに基づいた換算方法では、必要なタンパク質の量の評価が甘いと判断しています。アミノ酸スコアよりも以前から使われていた指標である「プロテインスコア」で換算する必要があります。
 健康の維持、病気の予防のためにはご自分の体重×1gのタンパク質摂取が必要になります。これが1日最低限の量です。特に悪いところもなく、単なる健康維持のためという理由であっても、1日体重×1gというギリギリの量ではなく、余裕をもって1日体重×1.5~2gは確保していただきたいものです。
 成長期の中高生、妊娠・授乳期の女性の場合は、確実に体重×1.5gは必要です。慢性疾患からの回復を目指すためには、体重×2gの量が必要です。
 プロテインスコアで換算されるタンパク質の量は、卵3個で20g、牛肉200gで30gですから、体重50kgの女性なら、これだけの量(卵3個+牛肉200g)を食べるのは最低ラインとなります。
 体重65kgの男性なら、卵3個+牛肉300gが最低ラインです。
 このように、ご自分の日々のタンパク質摂取量を計算して把握しましょう。そして、足りない部分はプロテインで補うことが合理的でしょう。
 タンパク質の摂取については、過剰症を恐れる必要はありません。1日体重×4.4gまでは安全であると示されています。成人男性(体重65kg)ならば、計算上は65kg×4.4 g=286gのタンパク質に相当します。
 これはファインラボなど90%含有のプロテインなら、1kgのプロテインを3日で飲みきる量です。これだけ大量に飲める人がいるでしょうか。仮に飲んだとしてもどんなに消化吸収能力が高い人でも吸収しきれず、トイレに直行することになります。
 したがって、プロテイン摂取によるタンパク質過剰症は実質的にはありえないのです。プロテインはその人がお腹を下さない程度に飲めばよい、吸収できる最大量を飲めばよい、ということになるのです。
 
<タンパク質10g摂取するための必要量>
牛肉 65g
豚肉 83g
鶏肉 55g
羊肉 68g
チーズ 50g
イワシ 63g
サケ 58g
サンマ 52g
アジ 56g
カジキ 48g
エビ 86g
たらこ 60g
卵 79g(1.5個)
味噌 160g
豆腐 330g
牛乳 470g
コーンフレーク 690g
米飯 650g
食パン 280g
うどん 690g
そば 360g
オートミール 100g
ジャガイモ 1097g

<各食材100g中の蛋白質含有量>
米飯 1.5g
食パン 3.5g
うどん 1.5g
そば 2.8g
牛肉 15.4g
豚肉 12.1g
鶏肉 18.3g
卵  12.7g
牛乳 2.1g
チーズ 20.9g
大豆 19.2g
豆腐 3.1g
味噌 6.2g
トウモロコシ 1.9g
椎茸 0.3g
イワシ 15.9g
サンマ 19.2g
サケ  13.2g
マグロ 20.8g

藤川徳美先生のFacebook参照

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