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痩せない原因は肝臓かも?

皆さん、こんにちは。

よく健康診断で肝臓の数値が高い、低いなど話に出てきますよね。
痩せない方には、肝臓が原因で痩せない場合があります。

ダイエットしていて、体重が落ちない、肝臓の数値に異常がある、などそういう方はぜひこの記事をご覧ください。

1 肝臓の役割

肝臓は人間の臓器の中で一番大きく、一番仕事をしてくれている臓器になります。
肝臓は我慢強い臓器なので、異常が起きても中々体に症状が出ません。なので沈黙の臓器と呼ばれています。

では肝臓ではどういった働きをしているのか解説します。

肝臓では、大きく分けて三つあります。

一つ目に、糖質、脂質、タンパク質の代謝
二つ目に、胆汁(タンパク質、脂質を分解してくれる)の生成
三つ目に、アルコールやアンモニアの解毒
になります。

身体に不可欠な働きをしてくれています。

肝臓の機能が悪いと、栄養の代謝ができなくなるわけなので、摂取した栄養素を体内で使用できるようにする能力が、低下することになります。
そして健康を阻害し、ダイエットもうまくいかなくなります。

2 糖質の貯蔵ができなくなる

通常時であれば、肝臓や筋肉では、摂取した糖質を体内に蓄えとくことができます。
肝機能が低下していると、蓄える機能が低下してしまい。
蓄えれなかった糖質は中性脂肪になり、肝臓に脂肪が蓄積し、脂肪肝や肝硬変などの病気になるリスクが高まります。

肝臓が健康な状態であれば、使われない糖質が脂肪に変換されずに、肝臓、筋肉に貯蔵できるので体脂肪が尽きづらい身体になりますが

逆に肝臓が不健康な状態だと、糖質を蓄える能力が低下しているので、脂肪がつきやすく太りやすい身体になってしまうことが、考えられます。

3 肝機能が悪いと基礎代謝が下がる

基礎代謝は生命を維持するのに、必要なカロリーを示すものですが、
肝臓はその基礎代謝量のうち21%を占めています。
全体の組織の中で骨格筋に次いで、2番目に消費カロリーが高いのです。
なので肝機能が低下するだけで、代謝が落ちることになります。

4 肝臓機能の低下を見分ける方法

まず健康診断で見分ける方法があります。
血液検査でALT、AST という項目がありますが、この項目は
肝臓で作られる酵素で、血液中にこの酵素がどれくらいあるのかを示している数値になります。
この数値から、肝機能を調べる事ができます。
なのでこの数値に異常がある方は、肝臓になんらかのトラブルが起きていることが考えられます。

もう一つは、肝機能が低下しているときに、身体の不調などでも判断することができます。

・眠れない
・体がだるい、疲れやすい
・頭がボーっとする
・食欲低下
・おへその右上が痛い
・微熱
・手のひらが赤くなる

この症状が続く人は、肝臓の機能が低下している場合があります。

5 肝臓の改善

肝機能を改善するためには、普段の食生活を見直しましょう。
肝機能低下の原因となる食生活、生活習慣として

・お酒の飲みすぎ
・糖質、脂質、タンパク質の過剰摂取
・タンパク質の摂取不足
・ビタミンBの摂取不足
・運動不足
・サプリメントの過剰摂取

などが挙げられます。

この中のどれかに当てはまる方は、注意しましょう。

肝臓の機能を改善するには、適度な運動を行ったり、偏った食事などは避け、肉、魚、野菜、炭水化物をバランスをよく摂ることが、近道だと言えます。

ダイエットされている方でも、栄養のバランスを考えて行うことで、身体に負担をかけずに効率よくダイエットできます。


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